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November 2009

オベリスクライト4勝目

【零細馬主で馬券下手】
大井競馬のオベリスクライトが6歳にして4勝目。
C3という下のクラスだが、今回はポーンとハナに
立ってから、後ろにつつかれながらも直線で抜け、
2着に5馬身差をつけるという、ある種横綱相撲。
会議のため残念なことに、現場はおろか、ネットで
リアルタイムでも観戦できず。とはいえそれがまあ
ある種真っ当な社会人というところだろう。
それにしても今年9戦して2勝。着外は1度だけ。
複勝率66.6%という、馬主孝行でもあり馬券の軸
にもありがたい偉い馬である。

【肝硬変への道】
Volnay ‘06

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ジャパンカップは軸が4着

【零細馬主で馬券下手】
予想はエントリーしたつもりが、保存されておらず。
楽しみにして下さっていた方には申し訳ないです。
4時半起きで河口湖マラソンのファンランに参加後
中央高速道が空いているうちに東京競馬場に到着。
まずはダイバーシティのレースを観戦するものの、
展開が向かない感じで10着。しかし上がりの脚は
前回とは格段に違ったので、単純に距離の問題と
思われる。有馬記念の週で捲土重来を期す。
そしていよいよジャパンカップ。事前予想の本命
コンデュイットは、広いパドックなのに歩様が
ゴトゴトしているよね、と海外競馬関係者と話す。
果たして出負けした感じでポジションが悪く、
最終的に斤量差のあるレッドディザイアに届かず。
しかし1着と2着はまたしても微妙な写真判定。
検量室前で内田騎手が下馬するなり「すみません」
と言っていたから、その時点で勝負あったのか。
結局また天皇賞に続いて2センチ差でウオッカが
優勝したが、今回はかなり写真判定が早かった。
G1の7つのうち5つが牡馬を倒してだから価値が
高いと思う。ジョッキーの乗り替わりについて
いろいろ言われるものの、競馬は常に結果論だ。
夜は厩舎関係者の結婚式の2次会と3次会に出席。

【エセアスリートの日課】
ラン 12km
河口湖マラソンの11kmは、手元のGPS計測で
やはり11.8kmあった。去年出た時にやたらと
5kmと6kmのタイムがかかったので変だなぁ
と思っていたのだけれど、フルや河口湖一周と
同じコースだけにやむを得ないかも知れない。
タイムとしては去年とあまり変わらず。

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第26回マイルチャンピオンシップ大予想

【零細馬主で馬券下手】
カンパニーがラストランで有終の美を飾るかどうか。
毎日王冠と秋の天皇賞を連勝しているというのだが、
同じ路線のダイワメジャーのイメージはあまりない。
8歳でも若いとはいえ、2000mから1600mへの
距離短縮。明らかに若い方がいいに決まっている。
かといって短距離王者のデュランダルみたいな馬が
いるかといえばそうでもなく、低調なメンバーで、
混戦模様の匂いがする。
マイル適性ではとても気になるのがアブソリュート。
重賞2勝を含むマイル5勝。年初の東京新聞杯で
不良馬場でも差してきた、まさにスペシャリスト。
前2走で展開が向かなかったスマイルジャック。
何とウオッカにパドックで見とれて、ぼーっとして
レースを迎えたとか。皐月賞馬キャプテントゥーレ、
穴っぽいところでスズカコーズウェイ、牝馬ザレマ、
海外馬はどちらかといえばサプレザだが、直線競馬
ばかりの臨戦過程だから今回はちょっとパス。
馬券はアブソリュートとスマイルジャックを2頭軸、
3連単で手広く狙いたい。

ぼーっとしていたといえば、先週のダイバーシティ。
叩き2戦目が二走ボケだったのか、返し馬から全く
競馬に臨むという雰囲気が感じられなかったらしい。
消耗もないので来週のウエルカムSに出るそうだ。

【エセアスリートの日課】
ラン 5km
スイム 1200m

【肝硬変への道】
Beaujolais Nouveau‘09
西友で980円。ペットボトルのものは794円で
売り切れ続出のようだ。生産者が瓶入りでないと
伝統に悖る、とおかんむりだそうだが、伝統では
バレルから飲むもので、全くナンセンスな抗議だ。
それにしても4000円とかしていたのは、一体
何だったのか。デフレではなく適正価格だ。

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第34回エリザベス女王杯大予想

【零細馬主で馬券下手】
海外帰りでかぶれているわけではないが、シャラナヤで
鉄板と見る。5戦目で欧州3歳牝馬最高峰のG1に勝利。
たしかに最強牝馬は凱旋門を目指してオペラ賞には
出走しなかったが、BCフィリーアンドメアターフ、
つまりアメリカのエリ女を勝ったミッドデイがこの馬の
3着だったというものさしから、ここでは力上位と見る。
レーティングも119でウオッカと1ポイント差。
スミヨンを下ろしてこのレースで相性のいいルメールを
鞍上に据えて、ボーナスを取りに来た本気度を買いたい。
何よりもドイツ血統の父ロミタスと、海外で活躍の母系
とのアウトブリードがいい。ランドが勝ったJCを彷彿と
させるのである。ブエナビスタは札幌記念の負けと、
前回の降着で2度ケチがついた。こちらもドイツ血統
だけに突き抜けても不思議はないが、運のなさで馬券は
押さえまでとする。相手は内枠からジェルミナル、
リトルアマポーラ、クィーンスプマンテ、ブロード
ストリートにムードインディゴまで。3連単で勝負。

ダイバーシティは叩き2戦目でここで勝たねばならない。
ティーガーは案外なレースだったが、先週末の大井で
ディアオードリーがいつの間にか勝っていた。乾杯。

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ステーキを2日で2キロ食す

【ステーキは素敵だ】
ブエノスアイレスの赤レンガ倉庫地帯のような
再開発地区のプエルタマデラにある高級店の
「Cavana Las Lilas」
ランチでもグランドメニューの肉を食べるに限る。
昨日のチャクラよりも値段が高いのは、自家生産
の牧場で管理しているからという触れ込みだが、
なぜか神戸ビーフのステーキが最も高いメニュー。
それでも500グラム以上で3000円はしない。
東海岸でも神戸ビーフを生産していると聞いたが、
神戸牛は原産地呼称でも神戸ビーフは違うとみた。
それはさておき、昼だからテンダーロインを注文。
隣のイスにかばんを置くと、タイラップでイスの
ひじ掛けに固定してくれる。のどかな場所だが、
貧富の差が激しいし、ひったくりがあるという事だ。
韓国料理のような小皿前菜が数種類、頼みもしない
のにワンプレートで出てきて、パンも小さく種類が
豊富。さすが高級店だから肉も小さいと思いきや…。
日本で出てくるサイズのものが2切れ出てきた。
さすがアルゼンチン。満腹になって値段も格安。
ここもまた昨日と同じ炭焼きであった。

【肝硬変への道】
Alta Vista Premium Malbec ‘07

P1010416

肉に刺さっているピンクの牛がいい

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肉が主食の国でステーキを食す

【ステーキは素敵だ】
ブエノスアイレスのコロン劇場近くの La Chacra
ビーフステーキの旅は南米まで続く。というか
人生初の南米に足を踏み入れる。かつてきた中米
メキシコやジャマイカなどのカリブ海とは違うし
どこか懐かしいのは、さすが南米のパリと言われ
栄華を誇った大都会ならでは。経済破綻などで、
いい話は聞かないが、物価は安く肉はうまい。
入り口でいろんな動物の肉が炭焼きされている
そんな風景をガラス越しに見て、肉好きが通過
できるはずがない。1キロはあるT-ボーンを
注文するが、なんとペロリと平らげてしまう。
アメリカのエイジドとはまた違う、おそらく
普通の肉がこんなにあっさりしているなんて。
サイドオーダーはなく、高目のワイン1本を
あけて、何と157ペソ(約3800円)である。
地球上に東京のKennedyと同じ値段で、こんな
ウマいステーキを食べられるところがあるとは、
思わなかった。長生きはするものである。

【肝硬変への道】
Finca La Linda Malbec ‘06
やっぱり酒は現地で飲むもの。日本に入ってくる
マルベックとは全然違う気がする。


P1010391

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14戦14勝でBCクラシックの頂上へ

【零細馬主で馬券下手】
ZenyattaとはZenith「頂上」から来た造語とか。
そうStingが言っていたそうだが、ゲートで暴れて
除外される馬がいたりして、仕切り直しての発馬。
最後方の競馬から、直線居並ぶ牡馬をごぼう抜き、
オールウェザーが味方としたとはいえ偉い馬です。
ウオッカのダービーの時のような戦前の雰囲気から
興奮に包まれたゴール前、そしてゴール後馬上での
インタビューを終えて帰って来るときの観客の
スタンディングオベーション、いずれも大感動。
初の牡馬対決で単勝380円はおいしいかったかも。
だけどそれで勝負は出来なかった。

【ステーキは素敵だ】
去年も訪れたとっておきの Arroyo chop house
きのうの店と違い、遅い時間で混んではいるものの
到着したらすぐに案内される。同行の斎藤さんが、
「あれってマイク・スミスじゃないですかね」と
奥のテーブルを指すと、まさにジェリー・モス夫妻
そしてシレフ調教師夫妻が祝勝会の最中である。
やはり洋の東西を問わず、競馬で勝ったら肉なのだ。
お祝いの言葉をかけにテーブルに向かい、一同と
握手をする。オールナイトニッポンのテーマ曲や
物心ついた頃から聞いていたハーブ・アルバートと
共にA&Mを作った音楽業界の大先輩と再会。
去年はウィナーズ・サークルで、そして今年は
ステーキハウスで握手が出来たということで何か
すがすがしい気持ちになる。彼もまた「松井秀喜
には感動したよ」と言って日米の絆をここで
深める形となった。

【肝硬変への道】
Wine Guerrilla Zinfandel ‘07(ソノマ)
目を引くラベルのブランドだがロシアンバレーの
オールドバインのみを使った最も高級な一本。


P1010307

ウイニングランのマイクスミス騎手。

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涼しいサンタアニタ開催

【ステーキは素敵だ】
ブリーダーズカップは去年と同じサンタアニタ開催。
生放送の本番を終えて、成田のUAラウンジに着くと、
アメリカ人でごった返していた。アジア太平洋路線の
減便によって、いろんな国から帰国する人が日本に
ストップオーバーせずにいるのだろうか。ハブ空港の
議論がいろいろなされているが、観光の魅力がある
アピールをもっとしないといけないのではないか。
そんな事を考えながら現地で入ったのが、パサデナの
Houston’s 。いろんな寿司がステーキと共に
あるのだが現地人で大混雑。カリフォルニアロールは
3種類の裏まきで、大根とピーナッツとカニカマを
スイートチリ味で仕立て、コリアンダーをまぶした
タイ風味をポン酢で食べるなんていう類い。げっと
思うが、これはこれで新鮮な味のスターターだ。
世界一と思う日本のレストランもまだまだである。
同行の斎藤さんはハワイアンリブアイで、これは
焼き肉のタレのような味がテリヤキとも違ってイケる。
ボクは珍しくフィレミニオンにしてみたが、薪で焼く
ステーキはやはり絶品。微妙な薪のスモークされた
香りがウエットエイジドの肉にマッチしていた。

【零細馬主で馬券下手】
金曜日のBCは飛行機の乗り継ぎの関係で3Rのみ。
フィリーアンドメアスプリントのみ小さく的中。
日本ではダイバーシティが除外されて来週にまわり、
ファーストメジャーが休養明けの福島でぐるりだけ。
大井のオベリスクライトは外枠からで惜しい3着。
しかしディアオードリーが快勝して3勝目。新人の
小杉騎手が社台みたいな勝負服で騎乗していたが、
これは所属する矢野厩舎が阪神タイガースまわりで
統一しているからとの理由らしい。

【肝硬変への道】
白露垂珠 美山 純吟冷おろし55%(山形)
Mi Sueno EL LLANO ‘06(ナパ)
Abundunce Zinfandel ‘05(ナパ)

【エセアスリートの日課】
ラン 3km ホテルのジムで

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