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放送局の高コスト体質

【ラジオデイズ】

久々にお会いする方々も含め、大所高所からラジオの
可能性を取材中。やはり問題は、高コスト体質が
原因である、ということになった。一般企業での
コストカットはリストラを伴うワケだが、放送業界の
それは「過剰な設備投資」を何とかせねばならない。
CSでのテレビチャンネルから撤退したある関係者は
「加入者からの収入ベースでリクープはできたが、
莫大な回線使用料の固定費がかかり、制作費をカット
せざるをえないのは、ソフト会社としては本末転倒」
とその理由を教えてくれた。ラジオ放送用の機材に
関しては、べらぼうに高い。数年前の「月刊民放」に
寄稿した記事の一部だが「アシスタントディレクター
がなけなしのギャラから購入した自前の安いPCで
編集した、番組のデジタル・データを、わざわざMO
という一般流通しないメディアで、高いハードを
使って録音をやり直し、高いサーバーに移してから
放送するというのは何かがおかしい」のである。
送信施設も放送設備もまさに「ジャンボジェット」。
欧米ではどんどん安くなっているのに、それ以上に
デフレが著しい日本。だが放送局の数が少ないせい
もあって、内外価格差は一向に解消しない。設備が
貧弱で停波したら、免許を認可された放送局として
申し訳ない、という理屈は理解できる。ただし
ガラガラのジャンボを飛ばし続けた、日本航空は
破綻し、それら全てを売り払い、中型機を購入する。
他山の石とすべきではないのだろうか。

【零細馬主で馬券下手】
大井のディアオードリーは惜しい2着。
ティーガーの復帰緒戦は見どころなく14着

【エセアスリートの日課】
スイム 1200m
ここ3週間200mダッシュのタイムを取っている。
3分20秒、3分22秒、3分14秒とよくなった。
最初の50mを40秒で入るというペースを掴んだ
ので、あとはターンの技術を磨かねば…。

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Comments

聴取者としては今の設備(ラジオ)で聴ける(録音できる)状況が続いてほしいです。インターネット放送を始めるそうですが関東関西圏と言わず全世界に放送してほしいですね(権利処理の問題はわかりますが)。しかしIPアドレスで制限しても制限しきれないのは、電波がエリアを越えて届いてしまうのと同じ扱いでしょうか。

Posted by: けんた | February 14, 2010 11:52 AM

けんたさん

立ちはだかるのは、放送局の努力の問題ではなく著作権問題です。音楽以外にも著作権は存在します。でもネットはなしくずしに色んな事が可能になる、というのがこれまでの例ですが。

Posted by: 入江たのし | March 09, 2010 12:26 AM

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