ラジオをめぐる放送法
【ラジオデイズ】
放送法が60年ぶりに改正となるようだ。
一度だけ某所でその条文に目を通した事がある
けれども、5分でワケがわからなくなるものだ。
まぁ、放送局にいる人間ですら、担当者以外は
ほとんど読む機会がないし、例えば制作の人間が
読んだからといって、何か得るものがあるかと
いえばそうではないだろう。それはさておき、
60年間も変わっていない、という事自体が
驚きではないだろうか。何でも前政権の「つけ」
にするのはいかがかとは思うが、こうした事を
なあなあで済ましてきたのはやはり前政権だ。
従来型放送局の考えが非常にアナログなのは
こうした影響があるからかも知れない。
以前、特に放送機材が高コストであることを
ここで書いたけれど、内外格差で高い機材を
入れなければならないのは、放送局の数が少ない
こととこの法律に縛られているのが原因だ。
世界中で日本よりもはるかに貧しい国には、
沢山のラジオ局がある。とても日本のように、
「メンテナンス」が、とか「信頼性」で
機材を購入しているとは思えない。しかし
それで活況を呈しているのと、少ない数で
リスナーには理解できない「質」を提供して
先細るのか。文言だけが跋扈するものではない
血の通った法律になってほしい。
【エセアスリートの日課】
スイム 1600m
「ラジオ」カテゴリの記事
- Clubhouseが教えてくれたこと(2021.02.09)
- 伝説の「Grand Ole Opry」公開生放送を見る(2016.01.16)
- オールナイトニッポンのテーマ曲をめぐる旅(2015.02.22)
- BBCのDJがアップルに移籍(2015.02.18)
- 「放送ネットワークの強靭化に関する検討会」中間取りまとめを考える(2013.07.22)
Comments