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ラジオをめぐる放送法

【ラジオデイズ】

放送法が60年ぶりに改正となるようだ。
一度だけ某所でその条文に目を通した事がある
けれども、5分でワケがわからなくなるものだ。
まぁ、放送局にいる人間ですら、担当者以外は
ほとんど読む機会がないし、例えば制作の人間が
読んだからといって、何か得るものがあるかと
いえばそうではないだろう。それはさておき、
60年間も変わっていない、という事自体が
驚きではないだろうか。何でも前政権の「つけ」
にするのはいかがかとは思うが、こうした事を
なあなあで済ましてきたのはやはり前政権だ。
従来型放送局の考えが非常にアナログなのは
こうした影響があるからかも知れない。
以前、特に放送機材が高コストであることを
ここで書いたけれど、内外格差で高い機材を
入れなければならないのは、放送局の数が少ない
こととこの法律に縛られているのが原因だ。
世界中で日本よりもはるかに貧しい国には、
沢山のラジオ局がある。とても日本のように、
「メンテナンス」が、とか「信頼性」で
機材を購入しているとは思えない。しかし
それで活況を呈しているのと、少ない数で
リスナーには理解できない「質」を提供して
先細るのか。文言だけが跋扈するものではない
血の通った法律になってほしい。

【エセアスリートの日課】
スイム 1600m

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