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May 2010

第77回日本ダービー大予想会

弥生賞でからヴィクトワールピサが今年のクラシック
大本命だと思っていた。皐月賞を見て、少なくとも
ダービーまでは何の問題もないと確信した。しかし
ダービーと同じ舞台での青葉賞を見て、考えが少し
変わった。一頭だけ次元が違う走りをしたペルーサ。
何かディープインパクト級のただならぬものを感じる。
前売りで1番人気になったのも、わからないではない。
ゴール前でネオユニヴァースに差されて2着だった、
ゼンノロブロイの子どもとして、親の仇を討ちそうな
「血統の浪花節」に期待したいつもりもある。
たがダービー馬はダービー馬から。天候も味方しそう。
本命はそのネオユニヴァースの子ヴィクトワールピサ。
ペルーサは2着止まり。馬場状態では着外もあると思う。
相手は大逃げで、残ってしまう可能性があるアリゼオ。
外国人ジョッキーというのも不気味である。
とりあえずヴィクトワールピサを頭に据える。

【エセアスリートの日課】

スイム 1000m

【肝硬変への道】

まんさくの花 壱/八八七 (秋田)

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ステーキ界の「藪」か「更科」か、それとも…

【ステーキは素敵だ】
マンハッタン41丁目のBenjamin Steakhouse。
グランドセントラルに、ほど近いロケーションで、
未踏の店だったのだが、機内誌のステーキハウス
TOP10にランク入りしていたので行ってみる。
2階までの吹き抜けの天井で、オーセンティック
なインテリアの店だけに、やはりBGMはジャズ
ヴォーカルである。ステーキハウスという業態
ほど、フランク・シナトラが似合う場所もない
だろう。Steak for twoが基本というので、
ひょっとしたらと思ったら、やはり「ピーター・
ルーガー」に20年いたシェフが店を仕切る、
ということで、流儀は全く同じである。
一人で入ったのでNYサーロインを頼んだところ
Tボーンの右側の部分を骨付きで供してくれる。
28〜30日のドライエイジドで、ブロイルして
ということだからこれも同じ。量は16〜20oz
なので、サイドオーダーも食べることにした。
オーバルの焦げた皿を斜めにし、脂分をよけて
あらかじめカットされ、取り分けてくれる肉片
の上にそれらを「ジュース」と言ってかけて
くれるパフォーマンスも、ステーキソースの
入れ物から甘味の度合いまでまるで同じだ。
翌日は「ピーター・ルーガー」に予約を入れて
あるというのに、何という事であろうか。
値段が1割り増し、ワインリストが充実して
いて、クレジットカードが使えるというのが
ブルックリンの老舗との違いであるから、
「ピーター・ルーガー」の予約が取れないとか
マンハッタンでお洒落にステーキを食すならば
行ってもいいという感じ。肝心の肉の味だが、
同じミディアムレアで比較したが、やはり
本家の方に軍配が上がった。結論から言うと
ステーキ界の「一茶庵」はまだ、これを超える
弟子を排出していないのではないだろうか。

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いよいよデビュー

【零細馬主で馬券下手】
オークスで同着という前代未聞の結果は、なんと
NJにも届いていた。モンマウス開催の初日は
客の入りも上々で、なおかつ売り上げもそこそこ。
西海岸の低迷ぶり、NYRAのカジノとの融合策
が不調という事で、アメリカ競馬も危機的水準の
この時期において、胸をなで下ろす状況である。
生まれてまもなくの牧場での大怪我や、一頓挫
などがあってどうなることかと思っていた愛馬
Thefourteenthmoonの追い切りに立ち会えた。
4ハロン48秒3。ジョッキー曰く「そんなに
追わなくてもスピードは十分あるし、状態に
何の問題もない。とても素晴らしいよ」とか。
Jamie Woodington調教師は今日の結果如何で
デビューを考えていたということで、騎手の
コメントを受けて来週の出走を決意し、2つの
選択肢からレースを選ぶ。木曜日に投票して
日曜日の日本のダービーデーにデビュー。
大井のオベリスクライトも中央のダイバーシティ
も帰厩してレースが控えている昨今だが、
かなり気合いが入ってきた。

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第71回オークス大予想

【零細馬主で馬券下手】

先週はあろうことか単勝1.5倍ということでラッキー。
ブエナビスタがこのメンツでそんなにつくなんて、
皆さん狙いすぎですって。で、オークスである。
本命はアプリコットフィズ
母のマンハッタンフィズがあのマンハッタンカフェで
長距離由来の血統、ということもあるが、東京競馬場
での実績がある、というのがなんとも頼もしい。
対抗はやっぱりアパパネ。桜花賞の強さは衝撃だった。
本命に据えたいくらいだからイメージとして、あの
気性で2400mがもつのかどうか。それをも上回る、
能力がある事は十分見越して対抗以下には落とせない。
この1点勝負といきたいくらいだが、雨模様の予報に
不良の未勝利戦を勝ったコスモネモシンも入れておく。
内の方ではやっぱり重馬場で現実にアパパネを下した、
ショウリュウムーン。おっと一番人気かぁ…。
サンテミリオンは前々走で反応が一息だったところで
大外枠も気になるのし前走勝って人気なら今回は消し。

【肝硬変への道】

D`ESTOURNEL '05(ボルドー)
成田のANAのラウンジが赤白ともこれに。
コスデストゥルーネルのサードブランドのようだ。

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「ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会」第7回

【ラジオデイズ】
研究会の報告書作成のためのとりまとめをする係に
選ばれ、日々MLでメンバー達と意見交換をする。
おびただしいメールと、それを系統立ててマインド
マップを駆使して骨子を構築していく作業はまるで、
複数の胃を持つ反芻動物のようである。
一応の目次のようなものができ上がったけど、
これを見て、政策策定に向けての今回の研究会の
本気度と、従来のなんとなく決まっていた部分を
将来に向け一から再構築したサプライズを感じて
もらえるのではないだろうか。正直なところ、
「どうせ何か決まったって、また覆されるかも」
という疑心暗鬼の声がある事も聞こえてくる。
とはいえラジオ局側からのまとまった、将来像に
対する意思が、十分示されてこなかっただけに、
「誰かが何とかしてくれる」ではいけない。
研究会の報告書は、すべてのラジオに関する
ステークホルダーに向けての提言なのである。

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歌舞伎町で四川を想う

新宿歌舞伎町の四川料理の「川香苑」
板橋の蜃気楼のマスターからその存在を教えて
もらい、ぜひ同行したかった店だが、なかなか
マスターとのスケジュールが合わず、たまたま
機会があって行く事にしてみた。正直なところ
何を頼んでいいのかあまりよくわからずに、
食べた事のある物を中心にセレクトしてみる。
まず手始めの口水鶏で、完全にノックアウト。
ピーナッツや香菜などが入ったソースは色だけ
見るととても辛そうだが、とても味わい深く
スープとして飲めるかもと思うほどである。
ナスの炒め物、水餃子の牛すね肉の鍋物、
家常豆腐などみんな唐辛子の色はあるものの、
微妙にその味付けが違ってとても深いものだ。
揚げ豆腐と豚肉の炒め物として中華の定番の
家常豆腐は、香港で食べた「くさい豆腐」の
熟成臭がほのかに鼻腔をくすぐり、普通の
中華料理屋の定食メニューのそれとは一線を
画している。食べたあとにはサッパリとして
いて、拷問のような汗が噴き出す辛さでなく
翌日も心配ない。本店は朝3時まで、近所に
4時までやってる2号店が出来たというのは
知っていたが、浦和にもランチがある普通の
営業時間の支店が最近出店したようだ。
愛想はないけど、スパイス好きならば絶対
行くべきである。できれば大人数で行きたい。
ちなみにデザートまで至極真っ当だった。

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大井で走るのは馬だけではない

【エセアスリートの日課】
初めて大井埠頭に自転車で走りに行った。
大井競馬場のすぐ隣にあるということなのだが、
それなりに距離を乗り、汗もかくということで、
純粋に自転車に乗りに行くのは今回がはじめて。
とあるトライアスロンのサークルにお邪魔して
スポーツバイクの操作の基本のコーチを受ける。
8の字走行で、時計回りが、反時計回りに比べ
恐ろしくスムーズでない事を思い知らされる。
自転車通勤で右側、つまり自動車の走る側に
体を倒す事はめったにないからだ。
そして集団での走行。ツアーオブジャパンの
ゴールでもあるため、日本の参加選手だろうか
時速40kmほどで、固まって走行する人たちも
側をかすめていく。自転車レースのテレビでは
よく見るが、1車身あるかないかの間隔で
走行するのは、正直かなり怖いものである。
大井埠頭はかなり風が強かったので、やはり
あれくらいでないと、風よけにもならないと
納得。走り終わってからの調整ランニングは
かなりきつかった。

バイク 80km
ラン  3km

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第5回ヴィクトリアマイル大予想

【零細馬主で馬券下手】

さて問題はブエナビスタとレッドディザイアの2頭を
どう考える。穴を狙うのであれば、このドバイ帰りの
馬たちを消さなくてはならない。見えない疲れがあると
考えるのかどうか。宝塚記念こそがこの春のシーズンの
最終目標で、そこに向けて余裕をもって仕上げたのでは
という声もある。ただしブエナビスタに死角はない。
競馬に絶対があるということを見せてくれるだろう。
馬券としては1.5倍なら単勝が勝負馬券だ。
ブエナビスタのマイルでの成績は4戦4勝。
レッドディザイアも2戦1勝2着1回。
その2着もブエナビスタに敗れた桜花賞。
実力がそのまま反映される舞台の東京競馬場のマイル。
本来ならこの馬単でもよいはず。レッドディザイアの
ドバイWCは明らかに力負けというのだけがマイナス。
牡馬相手のG1ならばともかく、牝馬同士の戦いでは
役者が違うというのは明白であるが、かといって
何点も買うわけにはいかないし、消す勇気はない。
だから11番17番の馬単は少しということで…。
プロヴィナージュあたりが2着に入るかもしれないが、
ブエナビスタを逆転することだけはない。

【エセアスリートの日課】
ラン 6km

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「ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会」第6回

【ラジオデイズ】
録音スタジオ経営という立場で疑問だった事がある。
それは放送用機材の内外価格差の問題だ。今どき
ブランドモノから、ワインにいたるまで、海外で
買った方が大幅に安い、などというものは殆どない。
せいぜい限定商品とか、アウトレット仕様とかしか
海外にわざわざ買いに行くようなものはない。
しかし録音機材などでは往々にして価格差がある。
例えばマイクとミキサーの間に使うプリアンプという
機材なのだがウチのスタジオに入れているものは、
アメリカのリストプライスによると$2799.99
日本の定価は451500円だ。その差およそ20万円。
零細貸しスタジオの愚痴みたいだが、この価格差が
全国レベルでの放送局のインフラで起きたならば
どんなことになるのだろうか。
VHF-low帯において、新しく国民全体がメリットを
享受できるようにインフラを構築すると1000億を
超える送信設備投資がかかるという試算が出された。
この算定の基準は98%の到達率を基準とした現状の
NHKアナログFM放送の、全国522局の中継局で
発電機、送信機、多重化装置などを更新した場合
(鉄塔は既存のものを利用するので除外)という事
だそうだ。揉めるのはそれを誰が負担するのかだが
そこに気を取られていて、大きな金額の精査を怠る
ようなことがあってはならないと考える。ラジオの
現場のディレクターは10万円のPCを自前で買って
素材を編集し、それに見合うギャラをもらうので
カツカツだということを肝に銘じたい。

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第15回NHKマイルカップ大予想

【零細馬主で馬券下手】
NHKだけに、それにちなんだこじつけがないかと
探すのだけれど、1枠くらいしか思い浮かばない。
サンライズプリンスとダノンシャンティという、
人気2頭の「差し」「差し」決着だけはなさそう。
だからというワケではないが、コスモセンサーを
本命に取る。アーリントンカップのような逃げが
今の東京競馬場の馬場で嵌まるかも知れない。
だから軸に抜擢するのでなんとか粘って欲しい。
相手は人気順に4頭と、チークピーシズをつけた
ニシノメイゲツで馬連5点。

【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
背泳ぎのドリルを中心だったが、何かつかめない。
ラン 5km

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ステレンボッシュの続き

青山一丁目の隠れ家ともいえる「mamas」
以前自転車で通りかかった時にテラスで盛り上がる
人々と、黒板の激安メニューにびっくりした店に、
たまたま知人が予約をとってくれて初めて訪問。
黒板にはやっぱりうろ覚えながら同じ標記があった。
・1000円コース メインとライス
・ 2000円コース 前菜3品
・ 3000円コース 前菜3品+メインとライス
そしてワインは南アフリカ産だという。食べログで
MAN Vintnersの写真があり、Coastalとなっていた
ので、場所を訪ねるとステレンボッシュだとの事。
去年Neil Ellisに行った話をママさんにすると、何と
ピンポイントで醸造元のハンス・シュローダーさんの
パートナーのみどりさんの姉妹だということがわかる。
何たる偶然だろうか。ワリとシビアな打ち合わせにも
かかわらず、シュローダーさんの娘婿にあたる
ホセさんのワインのStark-Condeを頼んでひとしきり
盛り上がる。そして南アフリカから直輸入された
Nando’sのPeriPeriソースを所望して〆のピラフに
かけて、動けないほどの満腹。いわゆる家庭料理だが
スパイスとアイデア一つでおいしくなるという見本。
毎日のレシピのアイデアの活性化に訪れたい店だ。

【肝硬変への道】
MAN Vinters Pinotage‘06
Stark-Conde Merlot ‘06

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ビジネス書以上の面白さ

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)
GWということもあり積ん読の本に手を伸ばす。
ずいぶんと昔に日本銀行からアフリカのルワンダの
中央銀行総裁として赴任した著者の奮戦記だ。
ビジネス書として考えた場合には、最近話題の
岩崎夏海氏の「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の方が
きっと面白いだろう。ただし大所高所からの発想や
国家の再構築という意味においては、示唆に富んだ
エピソードが満載である。自分が商学部卒のせいか、
「デフレが続くなら中央銀行がお札を刷って調整
インフレをすべき」という少し前に主張されていた
近視眼的な政策が、いかに底の浅いものかという事を、
金融論の教科書より具体的な例で書かれているのも
面白い。政府と渡り合い、制度設計から「現場の人」
として「アフリカの奇跡」への端緒を見届ける実話は、
甲子園を目指す高校野球部のフィクションよりも、
今の自分にとって興味があった。

【エセアスリートの日課】
GW中は高地トレーニングも含めランを毎日5km

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第141回 天皇賞(春)大予想

【零細馬主で馬券下手】
4歳馬の勢いがいい。もともと天皇賞は格が走る
レースだったが、今年はそれに匹敵する馬がいない。
連覇を賭けるマイネルキッツも、テイエムオペラオー
ほどの格があるかと言われれば疑問である。
本当はフォゲッタブルかと考えていたのだけれど、
ダンスインザダーク産駒が春の天皇賞を勝つという
イメージがわかない上に、一頓挫あって前哨戦を
パスしたというのは大きい。マラソンに休み明けで
出走するというのは人間もそうだけど、馬だって
酷なのではないか。
ステイゴールドと母父がサドラーズウエルズという
「重厚な」血統のジャミールを本命にとる。
相手はトゥカイトリック、トーセンクラウン、
テイエムアンコール、メイショウベルーガ、そして
エアシェイディとマイネルキッツまで手広く。


【エセアスリートの日課】
ラン 3km
ちょっとした体幹を使うレッスンを受けながら走る。
肩甲骨を気にするあまり、かなり後傾で走っていると
指摘を受ける。しかしスイムもランも肩で走るもの
という事をようやく気がついた。

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