« 第71回菊花賞大予想 | Main | 第142回天皇賞(秋)大予想 »

侮れないニコタマイタリアン

MISCELAD'ORO」二子玉川店
その昔あった勤務先の保養所がなくなり、長野方面は
ゴルフにも行かないので、軽井沢にはご無沙汰している。
最近話題の、プリンスのアウトレットに行く事もなく、
思い浮かぶ店といえば「東間」か「かぎもとや」などの
そば屋くらいで新開拓はゼロ。だから「ミシェラドーロ」
といっても全くピンとこず。二子玉川SCにその
支店が入ったからといって、全くノーケアだったのは
言うまでもない。店舗はいわゆる「デパートの上の階の
食堂街」で、天井が高くて気持ちがいいとも言えるが、
夜に落ち着いて食事という感じではないかも知れない。
もともとシチリアのコーヒー豆のブランドで、それが
レストラン事業にも乗り出したというのだが、軽井沢の
野菜と水を使った手打ちパスタが中心となるメニューで
想像をはるかに上回る充実したイタリアンだった。
まずはその野菜のバーニャカウダ。前菜には豚のアタマ
の部分の肉を使ったアスピック、イナダのカルパッチョ
のルッコラわさびソース、パテ・ド・カンパーニュ。
リエットのようなパテ・ド・カンパーニュとは違い、
しっかりと「肉」の食感と味が出ていてなかなかなもの。
パスタは卵の黄身だけでなく白身もしっかり使っていて
手打ち麺の細麺としては、かなりのレベル。ラーメンの
麺と似て非なる(例えは悪いが)もので、パスタランチ
が人気だというのもうなずける。メインの豚肉のグリル
は脂身の甘さがしっかり楽しめて、信州牛のハンバーグ
もまた「肉」のうま味が十分。ボクの店選びの基準だが
塩がツボを押さえていて、これらをつまみにボトルが軽く
開いてしまった。そうそう、面白そうなワインも数々。
野菜と肉とワインで自然の恵みを堪能できるという店。
近隣のランチ・マダム達だけに独占させておくわけには
いくまい。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km

【肝硬変への道】
コッリ ディ ルニ ロッソ「ルペストロ」’ 09
(リグーリア)
ビオを取れば取れる基準を満たしたサンジョベーゼ
60%で残りはカナイオーロなど。トスカーナとの
州境で収穫するのだそうだが、キャンティとはまた
一線を画した複雑な味わい。

|

« 第71回菊花賞大予想 | Main | 第142回天皇賞(秋)大予想 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 第71回菊花賞大予想 | Main | 第142回天皇賞(秋)大予想 »