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ブリーダーズカップでアメリカを知る

【零細馬主で馬券下手】

正直なところアメリカ競馬にこれほど感動したのは
初めてだろう。ZENYATTAの20連勝がかかった
今年のブリーダーズカップ・クラシックは、断然の
一番人気で国民の期待を背負っていた、といっても
過言ではない。去年ウーピー・ゴールドバーグが
「Most influential woman of the year」の選んだ
のだから…。レースはいつも通り最後方に控える
というよりも完全に出遅れた感じ。実況の「勝ち
パターン」というアナウンスに場内が沸き、その後
5馬身くらい置かれ徐々につめて、4コーナー過ぎ
馬群を抜け出るのにてこずるものの、脅威の末脚は
去年並みかそれ以上。しかし先に先頭に立った、
BLAMEDがハナ差こらえて、届かずの2着だった。
引き上げてくるZENYATTAに惜しみない拍手が
場内から沸き起こり、よくやったという歓声が…。
そしてその後、勝ったBLAMEDに対しそれ以上の
拍手と歓声がチャーチルダウンズを埋め尽くした。
国民的なヒロインと言ってもいい名牝を押さえて
「非難される」という名前の馬が優勝し、喝采を
浴びるというこの現実。そして敗戦ジョッキーが
プレスルームの公開記者会見に臨み、涙ながらに、
馬の実力を出し切れなかった騎乗を自らの責任と
して謝罪したのである。なんという浪花節だろう。
アメリカ人が持つメンタリティに触れた気がした。
やっぱりはるばる来てみないとわからない事が
あるから、現場を見るのはやめられない。
P1020158
スタンドもリニューアル、ナイター照明も美しい。

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Comments

ブレイムの勝利は、マンノウォーのアプセット、ネイティヴダンサーのダークスターを想起させますね。
20戦無敗で引退するより、上記2名馬のように画竜点睛を欠くほうが美しいと思うのはマニアックな感傷でしょうか。
ともあれいいレースだったし、歴史に残る一戦になるでしょう。
現地で観られてうらやましい!

Posted by: なりさわ | November 08, 2010 at 03:55 PM

なりさわさん

毎年見に行っている甲斐がありました。ベルモントSも見ているのですが、三冠ならずのいくつかのレースより劇的でした。チャーチルダウンズの馬場適性はBLAMEDの方があったかも。とはいえZENYATTAは100mは余計に走っていると思います。
ちなみにマイク・スミス騎手とは、ホテルのエレベーターで遭遇しました。去年のレストランでの同席と同じく、個人的にも忘れられない体験です。

Posted by: 入江たのし | November 09, 2010 at 12:26 AM

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