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最初から最後までアルザスの白ワインで通すディナー

ブラッスリー・ジョンティ
ブラッスリーとはもともとビール醸造所であるからして
値段も含めて「わいわいとにぎやかに食事を楽しむ
食堂」という意気込みを店側がこめているはずである。
浅草橋からほど近いここは、まさにそんな店だった。
仕事の時間の関係で、深夜の一人飯を外食で、という
こともあるのだが、こういう店では4人くらいで、
いろいろなワインを飲み、料理を食い、そして語るのが
いちばんふさわしいはずだ。ということでよく飲み、
よく食べ、よく語る面々とで楽しく過ごす事になった。
アルザス料理だから、タルトタタンとシュークルート
という定番はもちろん、「発見」がしっかりとあった。
前菜では「キュウリの発酵漬け」。ピクルスと思いきや
さにあらず、ビネガーではないほのかな酸味と、意外な
味が、アルザスのバランスがとれたワイン「ジョンティ」
によく合う。これをビールのつまみに、というのは
かなり新しいマリアージュな気がする。
「やさしい」という意味の「Gentil」は英語では
ジェントル。それをジョンティとカタカナにしたのは
この店のこだわり。そんな雰囲気に包まれて、次々と
ワインを開け、ハイライトは88年のピノグリージョ。
今年のはじめに行ったストラスブールでも、こんなのは
お目にかかれなかった。いやはや日本はすごい国だ。

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