ディズニー映画の「セクレタリアト」
日本公開が現状は未定の「セクレタリアト」
去年10月の全米公開を全く知らないままでいて、
飛行機の中で出会ったのは、何かの導きかも知れない。
ダイアン・レインがオーナーとして、実家の牧場を
引き継ぐことになった顛末からはじまるストーリー。
レース映像が、記録映像を忠実に再現しているのは
「シービスケット」のようだが、よりアングルが
面白く撮れていて、それだけでも見る価値あり。
正直なところハイセイコーだけは同時代に生きたので
記憶にあるが、同い年のセクレタリアトに関しては、
31馬身差勝ちのベルモントSの事を後から知った。
額装した写真をアメリカでついつい購入してから、
クレイボーン・ファームに行き埋葬された場所で
墓参りをしたりもしたのは90年代になってから。
アメリカの70年代を象徴する出来事として、切手の
図案になり、ブリーダーズカップの記者会見場では
毎年それが拡大されてバックになっている。
素人馬主が向こう見ずに挑戦する姿と、類い稀なる
馬に巡り合えたチャンスをモノにしたアメリカン・
ドリームを描いたストーリーはいかにもディズニー
らしく、その演出、みんなが知っているハッピー・
エンディングも含め(いや40代以下は知らないか)
アメリカ競馬のオールドファンにはたまらいない
映画であろう。きっとゼニヤッタもまたこうした
映画になるに違いない。その時は是非スティングに
音楽を担当して欲しいものだ。「ソーシャル・ネット
ワーク」も2回見たが、こちらは日本語と英語で
2回見てしまった。
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