高くてウマいは当たり前、それでも日本より安いけど
【ステーキは素敵だ】
前回のシカゴ滞在で「Chicago Chop House」に
行かなかったのを知った知人から、行かずして
語る資格はないとまで言われた老舗レストラン。
乗り継ぎに時間があるためわざわざ華氏0℃の中
メトロで訪問。最寄りの駅から3〜4ブロック
あまりなのだが、ヒートテックも役に立たない
極寒の中を、凍えそうになりながら歩いて到着。
店内は1階がピアノバーとカウンターのバーで
2階に通されるが、何はともあれ壁面を飾る、
アルカポネ時代から、清濁合わせ飲むセレブの
写真に圧倒される。アメリカのサイトの口コミ
では費用対効果に疑問符を投げかけるものだが
最低55日から75日ドライエージングさせた
スペシャリテのTボーンを頼まざるを得まい。
熟成期間が長いということは、それだけ捨てる
部分も多い(歩留まりが悪い)ということで、
ブロイルされた肉の中心部が醸す風味が、また
格別である。89ドルという価格。以前の倍だ
などとも書かれているが、これを食べずして
シカゴのステーキを語るのはモグリかもしれない。
ただワインの値付けもそれなりなので、かなり
散財を覚悟せねばならない。とかいっても
京都辺りのステーキ屋に比べれば良心的だが、
他でおいしいステーキを2度食べる方がいい
という選択もなくはない。もう一度行きたいが
今度はあぶく銭が入った時にしようと思う。
「ステーキハウス」カテゴリの記事
- 電磁調理のステーキ(2020.10.07)
- リニューアルされたホノルルのショッピングセンターで肉を食らう(2019.07.27)
- 住宅街のステーキハウス(2019.07.13)
- 精肉士という仕事(2019.04.20)
- グラスフェッドのステーキ肉を西海岸で(2019.03.16)
Comments
やべー。
これ読んで、リアルによだれが溢れました(笑)。
だいぶ先ですが、BCのときにたぶん一緒にシカゴでの乗り継ぎがありますね(爆)。
Posted by: さいとー | January 28, 2011 04:49 PM