タルゴラグーナ蒲郡訪問記
【エセアスリートの日課】
盛りあがる日本選手権水泳競技大会の真っ最中、
負けじと蒲郡の「タルゴラグーナ」を訪れる。
男性にとってはいわゆるスパのようでいて、どうも
なじみが薄いようだ。ここは海水を33度と36度に
暖めた大きなプールがあり、あちこちでジェットが
出ていて、いろいろな効能があるというところ。
リラックスやエステとは違う、「タラソテラピー」
の施設である。フランスが発祥で「海洋性気候」の
場所に大きな施設があり、パリにあるホテルなどの
限定されたスパで、施術だけを受けることもできる。
日本にも「タルゴ」のブランドを展開するサロンが
全国にもあるけれど、やはり海を望んだこの施設で、
じっくりと目的に合った滞在をするのが一番だ。
イタリアのテルメなどはかなり「湯治場」な印象だが、
全国でも最大級のこの施設は、とにかくプールが広い。
スーパー銭湯と勘違いする施設も、国内にはあるけど
15のゾーンを順番に指示通りめぐるだけでも結構時間
がかかり、ふにゃふにゃと骨抜きになるのがわかる。
代謝をよくして、筋肉をほぐしたところで、別の
プールでエクササイズ。それからトリートメント。
施設の中にあるホテルに宿泊して、翌朝はちょっと
冷たい海風に吹かれながら1時間のウォーキング。
水中も、陸上も身体の動かし方のポイントを教えて
もらえるので、かなり身体意識が向上することになる。
仕上げは海藻ペーストを全身に塗ってトルコ風の
スチームサウナに入る「ハマム」で24時間を過ごした。
湯あたりしない水温の海水で、長時間入っていられ、
リラックスするだけでなく、トレーニングも出来る
プールの使い方は発想しだい。ビューティや痩身、
体質改善などをサポートするプログラムもある。
例えばランニングや自転車の大会後のケア、なんて
いうのには、うってつけではないだろうか。
またカフェのメニューは地元形原漁港の地魚とか、
三河産の地鶏やウズラ、そして旬の大アサリなどと
地元の野菜がたっぷりで、地産地消を徹底していて
カロリーも考えられたメニューがなかなかいい。
ディナーは繁忙期のみという事だが、ラグーナ蒲郡
というテーマパークやアウトレットなどが揃った
施設の一部だけにレストランのチョイスもある。
最低2〜3泊してトレーニングの合宿で使いこなす。
そんな妄想を抱かせるエセアスリートの一日だった。
プール内は写真撮影禁止なので朝食写真のみ
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