« June 2014 | Main | November 2014 »

October 2014

第75回菊花賞大予想

春のクラシック戦線では、今年の牡馬は抜けた馬がいない
などと言われていたのに、名前通りワンアンドオンリーの
独壇場という下馬評。たしかに前哨戦は強かったけれど、
勝負付けが済んだと思われた牝馬戦線のヌーヴォレコルト
さえも、逆転されるということがあるのだから、ここで
全幅の信頼を置くのはどうか…。母父にリアルシャダイの
名前を見なくなって久しいとか、急に血統論者になるのが
この菊花賞の楽しみでもある。と考えればタイキシャトルの
血筋が菊花賞馬というのはやはり考えにくい。とはいえ
サンデーサイレンスが母父でトゥザワールド狙いというのも
芸がない。それともテレビCMがマンハッタンカフェだから
ショウナンラグーンが怪しい、いっそのことダンスインザ
ダークがBMSのサングラスか。書斎派予想の醍醐味である。
ともあれ逃げるのは、サングラスあたりかと思われるが、
競りかける馬がおらず、単騎でマイペースでいけそうだ。
しかし馬券圏内まではないとはいえ、やっぱり混戦模様だ。
血統はともあれ距離実績でいえば、マンハッタンカフェと
同じく夏の札幌2600の連勝で力をつけてきたことで注目の
ゴールドアクターから入りたい。青葉賞でも4着と好走し
夏に力をつけてきた、というのに相応しい伏兵といえる。
対抗は京都で滅法走るトゥザワールドもいいが、同厩舎の
人気薄でトーセンスターダムを抜擢する。もちろん押さえで
ワンアンドオンリーとトーホウジャッカルまで…。馬単を
メインに、馬連とワイドも勝ってドキドキしたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

第19回秋華賞大予想

ヌーヴォレコルトで仕方がない。
前回のスプリンターズSとは違い良馬場で行われ、
波乱の要素が見当たらないのが唯一の不安という状況。
ここはアクシデントがない限り、順当勝ちといえよう。
とはいえ相手は混沌としているので、人気薄も含めて
見逃せない馬を買いたい。
単騎逃げになりそうなペイシャフェリスが面白い。
ブランネージュ、バウンスシャッセ、タガノエトワール
パシフィックギャルあたりも含めて勝負する。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

京都の熟成技術は筋金入り

京都「Le 14e
ありがたいことに、マメに更新していないプログにも
かかわらず、会食では「ステーキにしますか」とか
「アメリカのステーキもいいけど、こっちが旨いよ」
などと声をかけていただく機会が少なからずある。
熟成肉はすっかりブームになったものの、正直言って
「腐っているだけじゃん」というものも多いのは事実。
自分でトライしてみてわかったことは、素人が冷蔵庫
に入れっぱなしにしておいても無理だ、という事だ。
ラップなどで密封するウエットエイジングは当然だが
ドライエイジングはもっと奥が深い。自分の失敗作を
何度も食べているんだから、外食しても失敗してたら、
すぐわかりますとも…。
オーナーの茂野さんは、この「ステーキハウス」の
ブログ・カテゴリーでめったにない、日本のお店で
登場した六本木の「祥瑞」をステーキの店に変えた
中興の祖である。店名は「14番目」。14の序数と
いうよりも、パリ14区のことで、肉焼きを修行した
お店「Le severo」の場所にちなんだのだとか。
当日は北海道産の1度だけ子供を産んだ「経産牛」を
熟成させた肉が入荷したので、それをいただく。
パンフライで丁寧に焼き上げられた、フランス風の
サーロインの「ビフテキ」は、表面はカリっとして、
外側につく脂身はドロリと柔らかく、もちろん肉の
中身は、厚切りに見合ってしっかりとした赤身だ。
つけあわせの馬鈴薯のフリットがまた絶妙で、
パリの食堂を彷彿とさせる。何度も出産した牛の肉は
かたくなるけど、1度だけなら脂肪がほどよく落ち
当然の事ながら食資源のリサイクルにも貢献すると
説明されて納得。熟成は京都の文化ですからねぇ、
と話しているうち、関西では納豆を食べないから、
納豆菌がはびこらなくて腐敗臭がないのでは、
という推測に至る。酒蔵も納豆は厳禁ですものねぇ。
しかし炭火でもグリルでもないフレンチ・ステーキ。
肉の焼き方にはさまざまあって、どれが正解なのか
なかなかわからないものである。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

第48回スプリンターズS大予想

12年ぶりの新潟でのG1となるスプリンターズS。
前回はビリーブが勝った、というが今年はそんな
抜けた実力の馬が存在しない混戦模様。
しかも実際訪れた今日の馬場状態を見る限り、
渋った馬場で状態のいい外側を通るゴール前
という感じになりそうで、重馬場予想が前提だ。
前走で2着まで食い込み実力を示した本命候補の
ハクサンムーンだが、馬場渋化がひっかかるので
対抗まで。そこで浮上するのは大外枠のスノー
ドラゴンだ。前が止まる展開になれば面白い。
他には重馬場で豪州G1を制したハナズゴール、
前走は久々でもあっといわせたグランプリボス、
新潟では絶対的な実績を残すセイコーライコー、
傾向から入れたい牝馬ではレッドオーヴァルまで。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« June 2014 | Main | November 2014 »