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October 2015

第152回天皇賞(秋)大予想

【零細馬主で馬券下手】
出走全馬が重賞勝ち。しかもG1馬が5頭というメンバー。
毎日王冠がスーパーG2と言われるが、それならスーパーG1
なのかといえば、そうとも言い切れないだろう。
というのもG1を2つ勝った馬はいない混戦模様だからだ。
逃げ馬にとっては厳しい展開が待っている東京の2000m、
思い出すのは武豊騎手とメジロマックイーンの降着事件。
いやいや、武豊と最強の逃げ馬で天皇賞(秋)といえば、
98年11月1日サイレンススズカの競争中止も脳裏をよぎる。
一番人気のエイシンヒカリに乗って、逃げ切るのは武騎手
にとって3度目の正直か、2度あることは3度…なのか。
またいよいよ本格化したラブリーデイには東京コースへの
不安がつきまとう。それに京都大賞典からのステップは
この10年一度も馬券になっていないのである。
マドンナがツアー中で、ヒット曲のイスラボニータという
ケントク買いを試みてみる。確かに東京2000では不利な
外枠に去年同様入った。普通なら評価を下げざるを得ない
けど、去年が15番枠でなかなかできない3着なら上積みが
期待できなくもない。あと内枠に恵まれたディサイファと
偶数枠で出遅れた前走のリペンジをはかるアンビシャス、
サトノクラウンのポン掛けも用心したい。
軸は16番で、相手に1番、2番、3番、8番まで。
エイシンヒカリが勝ったらごめんなさいということで。

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第76回菊花賞

【零細馬主で馬券下手】

金曜日にすれ違った井森美幸さんに「パリ来ましたねぇ」と、
囁かれる。最大の穴馬はコレですよ、と言いましたからねぇ。
さてドゥラメンテもダンスインザダーク産駒もいない菊花賞。
人気馬はそれぞれ距離に不安を抱えるといっていいだろう・
にわか血統研究家として、1番人気のリアルスティールは、
母父ストームキャットでは、3000mG1の本命に推せない。
で、母父トニーピンのミコラソンに食指が動くものの、
父がダイワメジャーで、右回りで実績が散々、では失格だ。
そんな低調メンバーでステイゴールド産駒のジュンツバサが
面白い。古馬混合の1000万下を勝ってここに臨戦という
ステップじゃないから盲点になったと言えるのかもしれない。
もちろんリアファンの芝2連勝はリスペクトしたいけれど、
危ない人気馬として今回は評価は下げたいと思う。
それならばスクリーンヒーロー産駒というミュゼエイリアン。
よくわからないハービンジャー産駒ながら母系がメジロの
マッサビル。人気馬の中ではサトノラーゼンあたりを買う。
15番から8番、14番、2番。11番と17番は押さえ程度に。

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STEAK (R)EVOLUTION

【ステーキは素敵だ】

「世界で一番美味しいステーキを探し求めて、全世界
20カ国、250店のステーキハウスを巡る」という
キャッチフレーズの映画。いかにも美味しそうなロード
ムーピーのようである。しかし内容はパリの精肉店
「ル・ブルドネック」の主人の素朴な疑問に始まる。
それはまさにボクが感じている「ウマいステーキ」の
定義についてを根本的に問い直すということだった。
ボク自身も10カ国、150店のステーキハウスは訪ねて
いるけれども、未だTOP10から絞ることができない。
それどころか、さらに疑問は深まるばかりなのである。
品種は何なのか、雄牛か雌牛か、部位はどこなのか、
霜降りか赤身か、飼料は何を使っているのか、熟成は、
焼き方はサラマンダーを使うのか、フライパンなのか、
直火ならば薪なのか炭なのかetc。
これらの疑問のうち、少なくとも肉の選び方について
プロならではの視点から、クリアカットな答えを導き
出しているところがとても面白かった。
ここではウエットエイジングを否定し、薪がベスト、
というテイストで描かれているように感じたけれど、
このあたりについては長くなるからカットしたのか、
もともと調理人ではないから重きをおかなかったのか。
いずれにせよ世界のベスト10のステーキハウスが、
ストーリーの展開によって、カウントダウンではなく
紹介されるので、必死にメモをとりながら見ていた。
いきなり自分の中でもトップ10に入るアルゼンチンの
Cabana Las Lilasが7位として映し出されびっくり。
そしてこのブログでも紹介した3店舗がランクイン。
行かなければならいない店が、まだ6店舗のあるのだ。

10位 Officina Della Bistecca(キャンティ)
9位 Restaurant AG(ストックホルム)
8位 Templo da Carne(サンパウロ)
7位 Cabana Las Lilas(ブエノスアイレス)
6位 Maison Bras(ラギオール・フランス)
5位 Joe Beef(モントリオール)
4位 Peter Lugar(ニューヨーク)
3位 さとう(東京)
2位 Hawksmoor(ロンドン)
1位 Bodega El Capricho(レオン・スペイン)


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パリにある「ル・ブルドネック」の外観

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第20回秋華賞大予想

【零細馬主で馬券下手】

オークス馬ミッキークイーンと、上がり馬タッチングスピード
という2強ムード、しやしやその背景でもある春のクラシック
路線馬と夏に力をつけてきた馬という構図は例年のことである。
しかし超スローで参考外と切り捨てた桜花賞をリプレイで見て、
漁夫の利を得たレッツゴードンキは侮れないと思った。前哨戦の
ローズSの粘りはこの馬の底力で、前々で競馬をすれば、むしろ
レッツゴードンキがレースの鍵を握るのではないのかと…。
軸はオークス馬ミッキークイーン。大外だけに極端にスタートの
タイミングが合いそうだし、万一出遅れてもなんとかなりそう。
トーセンビクトリーもパンチには欠けるが捨てづらい。
京都の内回り2000mは内枠の先行馬が有利とはいえ、該当する
馬がなく敢えてあげるなら大穴ホワイトエレガンスだろうか。
他の穴にはマキシマムドパリとアスカビレンを抑えたい。
18から6、7、8、10、11、13でオッズと相談して絞りたい。

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パリのステーキの真髄に迫る

【ステーキは素敵だ】
パリ14区にある「Le Severo」に行く機会がようやくできた。
フランスのステーキと言えば、ステーキ・フリットと呼ばれる
フレンチフライとセットになってマスタードをつけながら食べる
ビストロの定番料理が有名だ。初めてパリを訪れた時に、これぞ
子供の頃に食べた「ビフテキ」だ、と感激のあまり涙したものだ。
アメリカのステーキと違って、フライパンで焼くステーキ。
もちろん焼き方にも店によっていろいろあるが、基本は脂身をどう
活かすかが肝心と言っていいかもしれない。歯ごたえがあって
サシが入っていない牛肉をどう食べさせるのか。ステーキがメイン
として、日本の料理関係者がチェックしている店だ。
オーダーはドライエイジ(これは英語表記)のSteak For Two
だけれど、お値段は180ユーロ。熟成肉でなければ110ユーロだ。
ハッキリ言ってアメリカのステーキハウスの倍の値段である。
フォーブル・サントノレ通りで、あれやこれやと買い物をする
ワケではないので、看板メニューにしないと後悔すると思い、
エイヤっとオーダーする。そして狭いギチギチの店内横の席、
なんだか美味しそうな薄切りの肉を前菜に頼んでいる客がいる。
「うーん、うまそう。アレは何ですか」「自家製のお腹の肉の
ソーセージ」「じゃ、それも」っていうことで南米のような、
肉まみれの様相を呈してきた。でっと焼き加減は…。一生懸命
リマインドしてきたセニャンかアポワンといった言葉を反芻する。
しかし店主は「焼き方は俺にまかせなさい」とにべもない。
薄切りでかなり大ぶりなソーセージをバターを一緒に食べつつ、
メインが焼けるのを待っていると、次々とお客さんが出入りする。
がっつりとステーキを注文するのは、それほど多くないのかも。
フライパンというかスキレットだけで調理しているようだ。
で真打ち登場だが、おそらく1kgぐらいのTボーンの塊である。
ピーター・ルーガーのように切られてはいるが、皿が熱くない分
ジュースは控えめ、というよりほぼない状態で完璧に休ませて
肉汁が染み込んでいる感じである。で、脂身の甘さが引き立つ。
ペロリと完食はしたものの、脂身だけの部分は残してしまった。
しっかりした噛みごたえだったので、脂身を後回しにしてしまい
ちょっと冷めてしまって残したことが悔やまれる。このあたりは
ここで修行をしていた京都14eの茂野さんと語りたいもの。
ちなみに恵比寿に出店する精肉店「ユーゴ・ディノワイエ」が
すぐ近くにあるけど、日本にお土産にはできないのが残念。

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第49回スプリンターズS大予想

【零細馬主で馬券下手】
いよいよ秋のG1のスタートである。中山秋開催の
フィナーレともなれば傾向と対策もバッチリ、
といいたいところだが、今年はそうはいかない。
初日から差しが決まり、雨が降っても馬場回復が
恐ろしく早く、先行有利の大前提は覆されて
かなりやられたうえにこのメンバー構成だ。
とはいえ、逃げ残りや後方一気だけはないとみて
ミッキーアイルの底力に期待したい。
ハクサンムーンが逃げ、ペースはミッキーアイル
に味方すると見るし、能力差で一辺倒に逃げた
2歳から3歳のマイル戦のイメージはあるものの、
今回は好位差しが決まるのではと予想する。
相手は連勝中で武豊のベルカント、香港の刺客
リッチタペストリー、ウリウリの逃げ残り、
休み明けを叩いたストレイトガールまで。
馬連で1-13、2-13、7-13、12-13。

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