テネシーの夜も和牛がウリとは…
【ステーキは素敵だ】
ナッシュビルの「Kayne Prime Steakhouse」。
駅舎と反対側にある殺風景なロケーションも含めて、
「Music City」そのものでサザンホスピタリティが
あふれたダウンタウンとはひと味違うオシャレ感満載。
スペシャリテは前菜のカリカリベーコンの綿菓子乗せ。
メインの肉はでオススメされたのはやっぱり和牛。
でもドライエイジの、骨つきテンダーロインを
頼んだのだが、なんでもオハイオ州コロンバスの
Michael's Meatsという問屋のブランド肉だそうだ。
ブロイルした後にグリルされた肉塊はかなり分厚い。
外側の焦げ目があるが、かといって中身の火入れは、
完璧なレアだ。バターやわさびなど三種類のソースを
少しずつかけながら食べる事にした。でもそのままが
美味しくて、もったいなくも、ソースを残してしまう。
ナイフがすっと入り、肉汁がこぼれないのがさすが。
サイドメニューの芽キャベツの炒め物をばくばく食べ、
とうもろこしを運ぶ貨物列車がガラス越しに通り過ぎる
のを眺めながら、アルゼンチンのマルベックを飲む。
アメリカ南部にいるのを忘れてしまいそうでいて、
肉がしっかりとリマインドしてくれる一時だったが、
ここでWagyuだとそれも吹き飛んだかも知れない。
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