第95回凱旋門賞大予想
今年から日本でも買えるようになった凱旋門賞には
いくつかのポイントがある。
1 シャンティイ競馬場開催
実はヨーロッパのG1を初めて見たのが92年のディアヌ賞だった。
「明日はディアヌ賞」というテレビ中継をfnacでたまたま見つけて
行ってみたらエルメスのパーティのような雰囲気で、それがオークス
であることも、勝ったJolyphaがダンシングブレーヴの全妹である
ことも、後になってから知ったのだったが、ロンシャンとは全く違う
クセのある競馬場なことは間違いない。厄介な「偽の直線」という
4コーナー前のフォルス・ストレートつまり、トリックがないものの、
芝が重いというのは変わらない。ただエイシンヒカリの10馬身差の
圧勝を見る限り、馬場が渋れば先行した方が有利といえよう。
そうでなくても長くいい脚が使えるということは重要だと考えたい。
2 フランスの前哨戦はレベルが低調
無敗の仏オークス馬ラクレッソニエールを本命にしようと考えて
いたらなんと無念の回避。それ以外の出走馬も正直パッとしない
馬ばかりといえよう。ニエユ賞のマカヒキは辛勝だった問いう見方が
あるけれど、ぶっちぎって勝つタイプではないから大丈夫とも言える。
ただしイギリスの前哨戦の方がレベルが高かったことは間違いない。
3 古馬の筆頭格に死角あり
古馬最強と言われドゥラメンテを破った連勝中のポストポンドは、
シャンティイを経験していない。どんな馬場にも対応するという見方
もあるものの、唯一の不安がそこだ。あとのイギリス、アイルランド
の古馬たちはなかなか食指が動かない。買えるとしたら騎手頼み。
デットーリのオーダーオブセントジョージだけは押さえよう。
4 結局は3歳勢が中心か
マカヒキは日本調教馬として3歳で凱旋門賞に挑む3頭目の正直。
個人馬主であること、皐月賞が2着で三冠を狙う必要がないことなど
父ディープインパクトの仇打ちというストーリーは十分成り立つ。
でもニエル賞と同日のヴェルメイユ賞勝ちのレフトハンドが、馬名の
左利きではなく右利きを制したのはやはり評価を下げられない。
そしてイギリスダービー馬のハーザンドはチャンピオンSで敗れた
ものの休み明けは不利との見方もあるので、巻き返しは十分ありそう。
結論としては
◎ポストポンド
○ハーザンド
▲マカヒキ
△レフトハンド
△ファウンド
△オーダーオブセントジョージ
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