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April 2017

第155回天皇賞(春)大予想ほか

【零細馬主で馬券下手】
競馬ブックの「おもひでの名勝負」に寄稿したレースが
25年前のメジロマックイーンとトウカイテイオーの初対戦。
今回も同じような2強対決のムードが漂う、とはいえ
「昨年と一昨年の菊花賞馬」「母父が短距離適性」そして
「去年の有馬記念で対戦済み」というところが違うところ。
臨戦過程をふまえて、常識的に考えればどちらが先着か
というところだが、展開や枠順で紛れがあるのが競馬だ。
3番枠を引いたキタサンブラックが本命。平成の盾男こと
武豊がどんなペースでも前々につけることは間違いない。
3コーナーの坂を下りるあたりからのロングスパートで、
抜け出すイメージが一番起こりうるパターン。
対して前を見ながら競馬が出来るサトノダイヤモンドは
一見有利に思えるが「外枠」「斤量」「最後の1ハロン」が
キタサンブラックとの埋められない差のような気がして
ならない。有馬での先着は、JCをパスした分だけ消耗が
少なかったと考えるし、意外と伸びないこともありうる。
対抗は昨年3着のシュヴァルグラン。差しが決まらない
このレースの傾向では、猛然と差してこれるだけの末脚
があるのが魅力で、逆転まであるかも知れない。
サトノダイヤモンドは思い切って切りたいくらいなのだが、
クラシックで連対もない実績不足のシャケトラや、
長距離こそというアルバートなどの穴人気馬が割って
入るとも思えない。そこでどうしても気になるのが、
7歳馬のタマモベストプレイ。吉田隼人騎手との相性が
よいのか3着候補ということで抜擢する。
3番から6番が大本線、15番は押さえで8番。
【おまけの香港QE2カップ】
ワーザーの連覇が濃厚、ラッパードラゴンがいないので
相手はシークレットウェポンの1点勝負。ネオリアリズムが
日本で人気になるならば、この馬券を香港ではなく、
日本で勝負した方がリターンがよさそうだ。
1番2番


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ラジオと競馬と音楽と

競馬ブックに「おもひでの名勝負」という見開きのコラムがある。
G1シリーズの大レースの時期のみという期間限定のものだけれど
「ブック」を読み始めた当時から好きな、見たことがないくらい
昔のレースもたどることができる、書き手によるレース回顧だ。
恐れ多いのだが、依頼を断ったら一生書く機会がなくなると思い、
えいやっで「安請け合い」してしまった。
競馬に関する「宝島ブックス」でそうしたレースを文章で読み、
レーザーディスクの中央競馬重賞年鑑で見られるようになり、
今では検索すれば、何でも調べられるようになった気がするけど、
競馬は人それぞれにストーリーがあり、記憶がよみがえるのだ。
ボクがとりあげたのは92年の春の天皇賞。おそらく四半世紀の
ラジオと競馬についてこうした文章を書ける人は他にいないはず。
ということでここのところ資料をひっくり返したりしながら、
うんうんうなって書いた作品だ。
92年の春の天皇賞をめぐるストーリーは「ノンフィクション」。
AMステレオの放送開始、競馬ブーム、カリスマヒーローの死。
個人的にニッポン放送を退社する時期と重なったとはいえ、
それらが織りなすストーリーをコンパクトに書けたのではないか
とちょっと自慢したい。もちろん字数の関係で書けなかった
サイドストーリーもたくさんあるのだけれど、その上澄みこそが
今回のコラムといえるだろう。常に馬のそばにいる方々には
「?」かも知れないけれど、検索しても出てこない「おはなし」。
4月24日月曜日発売でなので、どうぞご高覧下さい。
C98hoiuxoaaxtaa


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第77回皐月賞大予想

【零細馬主で馬券下手】
名牝の呼び声高いソウルスターリングが3着の翌週。
前走でライバルとして名乗りを上げたファンディーナ、
皐月賞に駒を進めてきたが、対決を避けたのか、
それとも果敢に挑戦なのか、果たしてどうだろう。
土曜日の時計は早く、これまでの中山開催と傾向が
かなり異なり、アダムバローズがハイペースで逃げ、
よーいドンの展開にはならず。去年と違ってディープ
インパクト産駒には厳しい流れになると予想する。
本命としてあげる抜けた馬がないのでBOXで勝負。
内枠から共同通信杯勝ち馬のスワーヴリチャード、
京成杯を買って江田照男騎乗のコマノインパルス、
中山巧者のレイデオロとアウトライアーズそして
ウインブライトなのだが、期待する穴馬は別路線の
クリンチャー。緩い流れで弱い相手に重賞を制した
人気馬を買うくらいなら未知の魅力を持つ逃げ残り
に期待したい。16番を厚めにして、2番、3番、
5番、6番、17番を入れるかどうか。

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第77回桜花賞大予想

【零細馬主で馬券下手】
桜花賞は名前のごとく、阪神競馬場のレース時はいつも満開。
「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」
在原業平の歌である。魔の桜花賞ペースや春先の3歳牝馬という
イメージが先行するのか「のどけからまし」とはいかない。
とはいえソウルスターリングはこのメンバーでは勝負づけが
終わっているというのが正しい見方。最大のライバルといえる
ファンディーナが皐月賞に挑戦することなのでここは軸不同。
唯一の不確定要素は馬場だが、母の父がモンズーンだから
大丈夫というのは気休めだというのは「名牝」には失礼かも。
絶対的な能力の違いで不安を打ち消してくれるはずだ。
相手は難しいところで、未対決のアドマイヤミヤビだが、
2強というほど力関係で他馬から抜けているとは思えない。
同じフランケル産駒のミスエルテ、重馬場に適性のありそうな
唯一のディープ産駒カワキタエンカとジューヌエコール、
チューリップ賞の再現という意味でミスパンテールまで。
「ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは」
という歌もあり、カラクレナイという馬は気になるのだけれど
「唐紅」は「紅葉」のことだから、秋華賞での期待となろう。
リスグラシューは前走内容が不満なので評価を下げたい。
馬券的には14番を1着固定で相手1番、4番、15番、16番。
そして3連単ならば、6番と8番は3着にといきたい。
第77回だから枠連の7-7というベタな結末もあるけれど、
3倍台では食指が動かないので、無敗の桜花賞馬を拝む
というのが一番正しいのかも知れない。

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第1回大阪杯大予想

今年からG1にした昇格した大阪杯。
G1級の名馬が出走して見どころのあるレースを
くりひろげられていたからそれも当然と思えるが
この時期にこの距離でというのはいかにも微妙。
データでいけば、当然ながら前走で有馬記念に
出走た馬か、京都記念という距離短縮の馬。
ところが外枠の成績がふるわない。マカヒキの
大外枠はいかにも不利ではないだろうか。
最内枠のミッキーロケットが軸にふさわしい。
相手は休み明けのキタサンブラックはもちろん、
サトノクラウン、モンドインテロ。マカヒキとの
2頭軸で3連単というのも面白いかもしれない。
1番、14番、5番、7番、10番の順番で。

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第1回大阪杯大予想

今年からG1にした昇格した大阪杯。
G1級の名馬が出走して見どころのあるレースを
くりひろげられていたからそれも当然と思えるが
この時期にこの距離でというのはいかにも微妙。
データでいけば、当然ながら前走で有馬記念に
出走た馬か、京都記念という距離短縮の馬。
ところが外枠の成績がふるわない。マカヒキの
大外枠はいかにも不利ではないだろうか。
最内枠のミッキーロケットが軸にふさわしい。
相手は休み明けのキタサンブラックはもちろん、
サトノクラウン、モンドインテロ。マカヒキとの
2頭軸で3連単というのも面白いかもしれない。
1番、14番、5番、7番、10番の順番で。

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