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November 2017

第37回ジャパンカップ大予想

【零細馬主で馬券下手】
問題はキタサンブラックの前走の強い競馬をどうとらえるかだ。日本代表、古馬の大将として迎え撃つに相応しいと考えるか、それとも「見えない疲れ」の反動が怖いと見るか。天皇賞(春)の次の宝塚記念の凡走がトラウマとなっているのは確かだが、あっさり勝ってしまうだけの実力があることは誰もが認めるところ。敗因を予想するのは難癖をつけているようで気が引ける。やはり本命視したい。
そして3歳馬が先月からの古馬相手の重賞戦線でめざましい活躍をしている。3歳勢を軽視して痛い目に遭っているだけにここは斤量差で有利なダービー馬、前哨戦で成長を照明したレイデオロを逆転の可能性も十分ありうる対抗とする。斤量有利といえば3歳牝馬のソウルスターリングだが、こちらは牡馬との戦いという点で不安が残る。今回も厳しい流れになりそうで、心の中で応援する程度にしておきたい。
3世代のダービー馬が出走するという豪華メンバーだが、不気味なのがマカヒキ。ソウルスターリングと同じステップなのに人気がそれほど人気にならないのであれば、十分にチャンスがあるとも思える。
ここ10年で遂に馬券にからむことがなくなった外国馬は、今年のメンバーが作る速い流れに、果たして対応できるのかビッグクエスチョンである。このあたりジャパンカップというレースが変容しているといわざるを得ない。
最後にミルコ・デムーロの勢いは無視できない。点数が増え、おまけに3番人気だから本来なら3頭でといいたいところ、押さえておかないと後悔しそうだ。
馬券は2番、4番、11番、12番。どう買うかを考えるかが問題で、穴馬探しは徒労に終わりそうだ。

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第34回マイルチャンピオンシップ大予想

【零細馬主で馬券下手】
このレースは基本的に3歳馬が不振。過去10年で3着が1度あるだけで、連対はゼロとくれば、5頭の3歳馬はまず無印でよいのではないだろうか。牝馬戦線の先週とは異なり、それなりに実績を積み重ねても、現時点で1kgの斤量のアドバンテージでは、古馬に太刀打ちできないのがマイル戦線。4連勝でスワンS勝ちのサングレーザーとて、当時は2kgもらっているわけで、ここでは厳しいと見る。
本命はエアスピネル。武豊騎手の一頓挫から早々のムーア騎手に乗り替わり手配は、やむを得ない事情。マイルと京都の実績はメンバーでも群を抜いていて、枠順もギリギリ問題ないし軸には最適と見る。
相手筆頭にクルーガー。1年休み明けは10着、しかし前走は半年休みで3着はあわやと思わせる素質の高さを見せつけた形。それでも他馬との比較で人気を落としているならば、この馬の上がり目には賭けてみたい。
あとは実績でイスラボニータ、展開からはマルターズアポジーの逃げ残りは武士沢騎手のいぶし銀の騎乗を侮ってはならない。父スウェプトオーヴァーボードの弔い合戦となるのかレッドフォックス、近走の成績が悪いのは不得手な左回りのせいのブラックムーンまで。馬券は11番から10番が本線で、12番、8番、7番、1番まて。

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サンディエゴで1日1食のノルマをこなす

【ステーキは素敵だ】
サンディエゴ在住の知人に久々に会うので面白い店を教えてもらう。最後に会ったのは30年以上前だけれど、SNSで近況は知っていて食事を共にすることになった「Cowboy Star」。レストランと肉屋というサブタイトルがついているだけあって、隣接する店舗は夜のためクローズしていたが、どう見てもお肉屋さんだ。そしてアメリカの一般的なステーキハウスの流通とは違い、産地直送をモットーとしているそうだ。すすめられたのは最近よくあることだが和牛で、アメリカの肉はと聞けばモンタナの肉で40日以上のドライエイジがあるというので、「骨付きのCattleman's Cutの18オンス」を頼むことにした。
骨がついている場所はど真ん中ではないものの、ある種原始時代の想像の産物「マンガ肉」に近くて、肉が膨らんでいてジューシーに焼き上がっている。そして肉の骨離れがよく、Tボーンで格闘して最後に手でもってかじってそぎ落とすみたいな苦労はない。もちろん「腐っている」のではない熟成香がしっかりとあって、オーソドックスなステーキハウスのそれとはずいぶん違う野趣あふれる肉塊だった。
ものたりないくらいだと思ったところに、名物のチョコ・チップ・ブレッド・プディングが登場。いやはやアメリカンサイズのデザートにノックアウトされてしまった。



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LAから車で2時間のステーキを食す

【ステーキは素敵だ】
「カリフォルニアの青い空」でおなじみのアルバート・ハモンドが書いた曲「99マイルフロムLA」はアート・ガーファンクルが唄った方がポピュラーかも知れない。前者とは対照的に雨がフロントガラスを濡らす、という暗めの歌。今回LAからのドライブで約99マイル、サンディエゴに久々に訪れた。10年前に行ってこのブログにも書いた「Croce's」はガスランプ地区から移転。行ったことがある「Rainwater’s On Kettner」は閉店、もう1軒の「Donovan's Steak & Chop House」に再訪すべく予約を取る。
16オンスのリブアイを注文。メニューには高級牛肉の証「USDA Prime cuts」のトップ1%をシカゴの畜産市場から厳選しております、とある。別料金のケイジャンソースもちょっと気になるが、ここはやはり塩コショウのみで食すことにする。聞いてみるとウェット・エイジドの熟成肉は炭火で焼いているとのこと。ミディアムなのだが、意外と焦げ目が少なく、ジューシーな仕上がりで、なおかつ熟成香が過剰ではなくワインと喧嘩しない焼き加減だ。Tボーンで格闘するのとは大違いの久々のリブアイ。控えめに頼んだとは言え453グラムだが、パンやサラダを頼んでもペロリだった。天井までのワインセラーの品揃えは素晴らしかったが、着いた当日で翌朝が早く、原稿のこともあるので、ボトルを頼まずグラスで赤ワインを1杯。もちろんアメリカのポーションだ。一応ブリーダーズカップのスポンサーのひとつ14Handsのメルローがあったので、それにした。決して安くはないけれど、日本でこのレベルを食べるとなると、きっと目の玉が飛び出るに違いない。




つけあわせもしっかりあって、もちろん肉にも大満足。

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第42回エリザベス女王杯大予想

【零細馬主で馬券下手】
先月の大雨のせいで京都の芝の状態はかなり悪い。良馬場でこそなんとかなるが、ちょっとでも雨が降るとグシャクシャになりそうだ。ヴィブロスは切れ味勝負だけに、馬場状態と1ハロンの距離延長がどうか。ということで押さえまで。
本命はモズカッチャン。オークス2着から、叩き3戦目。この距離に向きそうだし、上がり目があると判断。ルージュバックは古馬になってからが案外だったが、ここらで輝きを取り戻しそうだ。そしてヴィブロスは姉の血統からも押さえたい。怖いのはクイーンズリング、ミッキークイーンの女王2頭とジュールポレールまで。
馬券は5番17番が本線で、7,10,13,16番まで。

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