雨予想だったが、パンパンの良馬場になりそうという前提で…。
【香港ヴァーズ】
圧倒的にフランス調教馬が強いこのレース。ここでは2400mの距離実績も含めて傑出しているヴァルトガイスト。前走のBCターフ5着は左回りの小回りが敗因でここでは実力が抜けていると考え、軸はこの馬だけでいい。相手にはステイゴールド産駒のクロコスミア、ムーア騎乗でフランケル産駒のミラージュダンサーという2頭の先行馬。不振の地元香港馬でもパキスタンスター、そしてモレイラ騎乗のリスグラシュー、ラトロープまでと手広く押さえたい。
馬番では1番を頭に、2番、5番、10番、11番、12番まで。
【香港スプリント】
こちらは香港馬の独壇場。特に10戦9勝2着1回という4歳馬ホットキングプローンの初G1制覇に地元の期待がかかるが、ここは5歳のビートザクロックが16戦全て複勝圏内ということでその堅実性を上位に取り軸に推す。連覇がかかるミスタースタンニングも外せないし、ディービーピンが休み明けを叩いての巻き返しもここが照準の匂い。ファインニードルは不利な外枠で、危険な人気馬となりそうで評価は連下止まり。それならアイヴィクトリーやウィナーズウェイが面白い。日本でUMACAやPATでファインニードル外し、が香港で買うより妙味がありそう。
馬番では4番を軸に、1番、2番、3番、5番、8番。6番は押さえまで。
【香港マイル】
香港の最強マイラーのビューティージェネレーションと、日本勢との激突が見ものだが、ここはホームの利で連勝中のビューティージェネレーションが有利と見られている。とはいえ連覇したのは1頭のみなのでビューティオンリーには不利なデータ、波乱があるとすればこのレースかも知れない。日本勢では前走同様不利を受けかねない内枠がどうなのかだがモズアスコットの巻き返しを期待したい。それより有利な外枠からペルシアンナイトは馬場が緩まないのが不安材料。サザンレジェンド、フィフティフィフティ、ホワットエルスバットユーという地元の人気薄も侮れない。馬券の軸は絞りきれない。
馬番では1番、2番、4番、7番、9番、12番でBOX
【香港カップ】
日本馬に最もチャンスがあると思えるのがこのレースだ。どれかといえばモレイラを早々に配したサングレーザーが軸にふさわしい。タイムワープが逃げる展開でどこまで粘れるかにかかっているのだが、狙うとすればゴールドマウントが面白い。手ごろな人気で、棟数がそれほど多いわけでもないので、グロリアスフォーエバー、ビュイック騎手騎乗のステファノスまでか。ここはそれほど荒れない気がする。
馬番では1番を軸に、2番、5番、7番、8番。
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