« April 2019 | Main | June 2019 »

May 2019

第86回東京優駿大予想

軸は皐月賞が終わった時点で、サートゥルナーリアで決定していた。今年初めてのレースというローテーションで、厳しい流れを勝ち切ったところで強い馬の強さを見せつけた。その時点でさまざまな不安を払拭していて、先々はともかく現時点では言い出せばキリがないジンクスなどは、ほとんど言いがかりにしかならない。不動の本命としてどれくらい千切って勝つのかを注目したい。

相手は皐月賞組ではヴェロックスとダノンキングリーで甲乙つけがたいが、あの位置取りで後から追いつかれていたのでは逆転まではあるまい。かといって5着以下は馬券になるとは考えにくい。それならば別路線で青葉賞2着のランフォーザローゼズが、エアグルーヴの流れをひいていて血統的に面白い。あと穴ではエメラルファイトまでにしないと、馬券的な妙味が薄れると思う。そして展開的に考えると逃げて勝った馬は買いづらい。サートゥルナーリアが1本被りの人気だけに、単勝というワケにはいかず、1着固定の3連単か3連複か、はたまた馬連なのかはオッズを見て買い方を考えたい。

馬券では6番から13番、7番、14番、3番。

| | Comments (0)

第80回オークス大予想

桜花賞馬のグランアレグリア不在。満を持したNHKマイルでは複勝圏内に絡めずという成績で桜花賞自体のレベルが問われているのだろう。別のレースとはいえ意外と桜花賞組を軽視できないのがオークスだ。とはいえ別路線でも勝馬を輩出している忘れな草賞まで3連勝のラヴズオンリーユーが前日売りでは1番人気。でも三冠では勝ち切れなかったリアルスティールの下だけに、能力は認めても4連勝で無敗のオークス馬決定、とはいかない。今年まだ1戦しかしていないというローテーション、背の高い馬体でどうなのか。バヌーシがいきなりクラシックでよいのか、最後は馬には関係ないが、やっぱり本命にはし辛いので対抗まで。

で、桜花賞組となるとダイワメジャー産駒で明らかな距離不安の2着馬よりも、3着馬ダノンファンタジーと4着馬クロノジェネシス。特にダノンファンタジーはピンクダイヤ同様マイルのみで使われていることが嫌われているのかも知れないが、母はアルゼンチン産で長距離に実績があり、なおかつBMSのノットフォーセールは、オークスが夢舞台と信じて不動の本命とする。

またクロノジェネシスは先週のヴィクトリアマイルの勝馬ノームコアの下だが、父がバゴであることで距離延長もこなす、とみてこちらを単穴とする。それ以外の桜花賞組でひろうならエールヴォアとビーチサンバまで。
別路線で気になるのはここのところの時計勝負に強そうなフェアリーポルカ。レーン騎手騎乗のコントラチェックまで。

馬番では8番から、13番、2番、5番、16番、14番、3番。

| | Comments (0)

第24回NHKマイルカップ大予想

今年は桜花賞馬のグランアレグリアと朝日杯FS勝ちアドマイヤマーズの2頭のG1馬が出走することで、例年とは異なったムードだ。もちろんこの2頭を中心に考えず馬券を的中させることは無謀だ。とはいえ東京のマイルG1だけに波乱の舞台となることも多いレース。どちらかといえばモノが違うという評価のグランアレグリアを軸とするものの、相手は展開から考えてみたいと思う。

逃げる馬、逃げたい馬が多いメンバーで当然ペースは早くなることが予想される。なので前々で競馬をする2強の双方がある種の行った行ったで決まる、という予想はあまりに危険だ。ということは勝つまでは行かないか、という第三の馬を果敢に抜擢したい。対抗はヴィッテルスバッハ。ここ2戦は出遅れでメンバー最速の上がりで追い込むというレースが続いているが、今回もそれが実りそうな展開。

もちろんグランアレグリアに勝ったアドマイヤマーズを軽視するわけにはいかないが、これは中山マイルでのことだけに東京マイルでは別の結果が待っていることがあるかも知れない。展開からはファンタジスト、皐月賞をパスしたダノンチェイサー、マイル路線に方向転換のカテドラル、未知の魅力のグルーヴィットまで押さえたい。巷で言われるほどの堅いレースではないということだけは確かだと思う。

馬番では7番から、15番、17番、13番、3番、10番、6番。

| | Comments (0)

« April 2019 | Main | June 2019 »