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October 2019

第160回天皇賞

【零細馬主で馬券下手】

G1馬が10頭という豪華な顔ぶれのレース。恐らく今年一番の盛り上がりを見せるのは間違いない。そんな中で主役となるのは何といってもアーモンドアイ。安田記念こそ3着だったが、ドバイミーティング激闘帰国直後はだいたい勝てないもの。むしろ馬券圏内というのは胸を張っていい。名牝の域に既に達していることを、高らかに示す時が来た。東京芝2000mで1枠2番は絶好のポジション。馬券圏外に沈むことは考えられない。

とはいえ強い馬が必ずしも勝つとは限らないのが競馬の常。必ずしも順当に決まらない秋の天皇賞で、あっと驚く逆転の目に備える必要はある。といはいえ3歳筆頭のサートゥルナーリアは強さがわかってしても、あくまでも今回が古馬初対戦。ダービーでの出遅れなどまだまだ若さもあるし、3歳で戴冠したバブルガムフェローのようなこの距離こそは、というほどの迫力も感じられない。同じ3歳での勝利のシンボリクリスエスは代替開催だ。消すまでには到らないが、連下の1頭としてぐらいでよいのではないか。逆転候補は脚質的にはまさかの先行逃げ切りか、後からの出し抜けか。で前者はアエロリット、後者はユーキャンスマイルを挙げたい。あとはダノンプレミアム、そしてマカヒキの復活というあたりを押さえれば充分か。

馬番では2番から、5番、6番、10番、9番、8番。人気馬が軸なので、三連複か枠連で1-3を買ってドキドキするのもありだ。

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第80回菊花賞大予想

【零細馬主で馬券下手】
結論から言えば本命はヴェロックス。皐月賞馬、ダービー馬が出てこず混戦模様で押し出された人気馬、という考え方もあるだろう。とはいえ世代トップの評価を下げるわけにはいかないし、血統的にも母父がモンズーンのドイツ血統。つまり奇しくも凱旋門賞馬ヴァルトガイストと同じだ。高速馬場のパンパンの良馬場にはならないと見て、人気でも軸として信頼できると考える。対抗には春のクラシック路線以外を狙いたい。まずはヒシゲッコウが面白い。全馬3000mが未経験だとすると、2600mの阿寒湖特別の内容を見ても距離に不安はないどころか、むしろ楽しみの方が大きいといえる。そして母父アカテナンゴというドイツ血統が渋いとはいえ、武騎手で話題のワールドプレミアが順当なところだろう。
母父アカテナンゴといえばホウオウサーベルもそうだが、父ハーツクライがどうにもひっかかるので連下候補。ザダルもキャリアが少ない組では面白そうだが、父トーセンラーの菊花賞3着を超えることができるのか。それなら無理なローテだった春の巻き返しをはかるサトノルークスに期待したい。最軽量重賞馬メロディーレーンは一気の斤量増でどうかとは思うが、前走2600mのレコード勝ちは伊達ではないとしてアッと驚く場面にも備えておく。
馬番では13番から、7番、5番、14番、15番、1番、8番。

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第24回秋華賞大予想

【零細馬主で馬券下手】

大型の台風で東京開催は中止、順延となったものの、京都競馬場では土曜日に競馬が行われたが、泥んこの不良馬場でこれが明日急激に回復するとは思えない。そして桜花賞馬のグランアレグリアとオークス馬のラヴズオンリーユーが不在となれば混戦は必至と見て、果敢に狙っていきたいと思う。
軸は一応エスポワール、自身も重馬場で勝っていてオルフェーヴル産駒というのも心強い。2連勝は馬に芯が入ってきたという評価もあって、その勢いに期待したい。勢いという点ではデビュー3連勝のサトノダムゼルもまた抗いがたいところ。デムーロ騎手がこちらを選択したことも大きいのでアッサリという場面があってもおかしくない。ディープインパクト産駒という割には重馬場実績があるのも評価できる。
ダノンファンタジーは押し出された人気馬でもあるが、実績からは消すまではいかないが、かといって積極的に買うかどうかは迷うところ。ディープ産駒での人気馬でいえば、同じ母父南米系のカレンブーケドールも同様だ。それならばシゲルピンクダイヤを上位にとりたい。
あとは人気薄ではトゥーフラッシーも押さえておきたい。

 

 

馬番では17番から13番、14番、1番、8番、4番で。

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第98回凱旋門賞大予想

【零細馬主で馬券下手】

毎日王冠はダノンキングリーで堅いだろうから、というワケではないが、今年もパリにやってきた。日本はまだ真夏日とはいえ、パリでは最低気温が一ケタ。土曜日の午後は少しあたたかく20度くらいでも、道行く人はみなコートかダウンで、マフラーをしている。今年の予想ポイントはまたしも週末の雨による芝状態と、直線の内側でぽっかりとグリーンベルトができる特異なコース形態だ。

エネイブルの強さはもう言うまでもない。14戦13勝で3着はデビュー後すぐの1度のみ。G1が10勝でブリーダーズカップターフも制している7冠馬。前哨戦の強さを見る限り死角という死角が見つからない。鞍上もデットーリである。とはいえオッズを見て買えないと思うのが競馬ファンというよりギャンブラーの性。逆転の可能性を少しでも考えた場合、ひいきではなく未対戦の日本馬、もしくは3歳馬を狙いたい。

まずはフィエールマン。使い減りしていないというのが最大の魅力で、母系はフランスである。今は亡き父ディープインパクトにはヨーロッパの馬場が不安、という意見もあるが、自身はあっと驚く先行しての3着入線(残念ながら失格だったけれど)。数少ない欧州での産駒も結果は残している。凱旋門賞初の日本調教馬がいよいよ悲願を達成することを期待したい。キセキはアーモンドアイの世界レコードを演出した逃げ馬という評価があるとしても、もともとは重馬場の菊花賞を差し切ったこともあるだけに、馬場が渋れば浮上するし、良馬場でも無視は出来ない。

斤量が有利な3歳馬は、前哨戦のレベルに疑問符がつくが、ジャパンとソットサスが面白そう。押さえはマジカル。馬番とゲートは違うがゼッケン番号の馬番ということで、6番から8番が大本線、4番、10番、12番、そして9番まで。史上初の3連覇か、史上初の日本馬か。これを買わずにはいられない。

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