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第98回凱旋門賞大予想

【零細馬主で馬券下手】

毎日王冠はダノンキングリーで堅いだろうから、というワケではないが、今年もパリにやってきた。日本はまだ真夏日とはいえ、パリでは最低気温が一ケタ。土曜日の午後は少しあたたかく20度くらいでも、道行く人はみなコートかダウンで、マフラーをしている。今年の予想ポイントはまたしも週末の雨による芝状態と、直線の内側でぽっかりとグリーンベルトができる特異なコース形態だ。

エネイブルの強さはもう言うまでもない。14戦13勝で3着はデビュー後すぐの1度のみ。G1が10勝でブリーダーズカップターフも制している7冠馬。前哨戦の強さを見る限り死角という死角が見つからない。鞍上もデットーリである。とはいえオッズを見て買えないと思うのが競馬ファンというよりギャンブラーの性。逆転の可能性を少しでも考えた場合、ひいきではなく未対戦の日本馬、もしくは3歳馬を狙いたい。

まずはフィエールマン。使い減りしていないというのが最大の魅力で、母系はフランスである。今は亡き父ディープインパクトにはヨーロッパの馬場が不安、という意見もあるが、自身はあっと驚く先行しての3着入線(残念ながら失格だったけれど)。数少ない欧州での産駒も結果は残している。凱旋門賞初の日本調教馬がいよいよ悲願を達成することを期待したい。キセキはアーモンドアイの世界レコードを演出した逃げ馬という評価があるとしても、もともとは重馬場の菊花賞を差し切ったこともあるだけに、馬場が渋れば浮上するし、良馬場でも無視は出来ない。

斤量が有利な3歳馬は、前哨戦のレベルに疑問符がつくが、ジャパンとソットサスが面白そう。押さえはマジカル。馬番とゲートは違うがゼッケン番号の馬番ということで、6番から8番が大本線、4番、10番、12番、そして9番まで。史上初の3連覇か、史上初の日本馬か。これを買わずにはいられない。

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