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May 2020

第87回東京優駿日本ダービー大予想

【零細馬主で馬券下手】

好きな名前の馬は何頭がいるが、もし1頭だけと言われればヒコーキグモをあげるだろう。きさらぎ賞も制している小田切オーナーの逃げ馬で、父キーンからの連想だ。そこで今回のダービー。満を持してコントレイル(飛行機雲)が二冠に挑む。1964年に5つの輪を描いたブルーインパルスは昨日再び都心上空を飛行した。三冠馬シンザンの年から56年。2歳時の東スポ杯で1分44秒5を叩き出したということで注目されたが、皐月賞ではロスがあっても圧倒的なパフォーマンスで勝ちきった。現状不安は見当たらず、敢えていえば前脚の状態とニ走ボケくらいだろう。単勝が1.5倍以下になりそうで、馬券としては正直なところ妙味がないかも知れないが仕方がない。
相手はコントレイルに食らいついて3着以下をちぎったサリオスが最有力だろう。レーン騎手が去年の雪辱を果たすという考えもあるが、それはギャンブル。馬連2倍台とあれば1点勝負だがそれは買えない。そこまでダービーが大団円で収まるとも思えないのだ。二ケタ人気の馬も平気で突っ込んできて、へたり込んだことは何度あるだろう。ならば皐月賞組ではなく、勝負づけが済んでいない伏兵をピックアップしたい。まずサトノインプレッサ。同一馬主(コントレイルとは同一厩舎)の変則人気薄で、前走の大敗は外枠で出遅れの上、致命的不利もあってのこと。待望の最内で五分にスタートが決まれば侮れない。そして大事に使ってきたマンオブスピリット。新馬戦ではサトノインプレッサの5着だが、3ヶ月の休養明けで京都新聞杯2着を叩いての良化が気になる。
馬券は1着固定フォーメーション三連単での勝負となろう。馬番では5番から2着候補として、12番、1番、16番。3着候補にはそれに加えて2番、3番、8番、9番、10番、11番、13番、15番。合計30点だと3番ワーケアの3着づけだけトリガミになるので金額は調整したい。

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第81回オークス大予想

【零細馬主で馬券下手】

本命というよりも勝負する馬券はスマイルカナから。前走の桜花賞では重馬場で1000m通過58秒0という高速の逃げ。9番人気という人気薄できっと馬群に沈むと思いきや、デアリングタクトとレシステンシアに次ぐ3着に粘ったのが印象的。血統的には母の母がキャタリーナ(Catalina=買ったばかりのmacOS)というのが個人的なツボ。それはさておき、キャタリーナからは海外G1を2勝した逃げ馬エイシンヒカリが出ていて、父は同じディープインパクトという3/4にあたる。これといった同型馬がいないここは気楽に逃げられるはずで、人気薄こそありがたい。馬体重が軽い牝馬はスタミナで勝るという「松野明美」理論でいえば、みんなが初距離のオークスという舞台で、距離不安を云々する前に賭けてみる価値はありそうだ。勝ちきるかどうかはさておき、2着、3着は十分にあると考える。直線の坂を上がったあたりまでは夢を見られるはず。
相手筆頭はもちろん3戦無敗のデアリングタク。差がないところでフローラS勝ちのウインマリリン。長距離を考慮するとミヤマザクラは今日の時計勝負の馬場を見るに外せないし、仏オークス馬を母に持つ新興勢力の2戦2勝のデゼルも侮れない。押さえで末脚が堅実なクラヴァシュドールと、サンクテュエールまで手がまわるかどうかは買い方次第だ。
馬券では8番から、4番が本線で、16番、10番、1番をワイドで。そして2番、18番あたりはオッズ次第。来週は堅いと考える。なのでスマイルカナの人気がないだけに8番から3連単で楽しみたい。

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第15回ヴィクトリアマイル大予想

【零細馬主で馬券下手】

2歳馬が入厩したことで運気上昇を願いたいもの。
アーモンドアイが断然人気でこの取捨がポイントだが、結論から言うとマイルに不安はあるものの、このメンバーで馬券圏外と自信を持って言い切れはしない。どういう馬券を買うかでの取捨は決まると思う。もし単勝を買うのであれば12番をはずすのがよいだろう。だからといって、配当がそれほどでもない1着付け三連単に大きく投資するほどでもない。カラ出張のドバイは決してプラスではないと思う。
となれば勝負馬券は3連複といきたい。問題はアーモンドアイから流すとトリガミの危険があるので、相手を何にして2頭流しでどう回収率を高めるかでしかない。そこでやはり相手の軸としてふさわしいのは、去年の覇者ノームコア。もし1点勝負といわれれば16番の単勝で勝負するかも知れない。一頭のオークス馬ラヴズオンリーユーもまた、JCと香港回避のぶっつけとはいう点では調整が難しく、ミルコ騎乗でも穴評価まで。それならば東京芝でこそのプリモシーンの方が上位に取れるかも知れない。ビーチサンバ、シゲルピンクダイヤ、ダノンファンタジー、スカーレットカラー、コントラチェック、サウンドキアラまで。
馬券は16番と12番の2頭軸の三連複で、相手は5番、1番の2点が勝負馬券。あとはオッズ次第で2番、4番、7番、15番、17番、18番。

 

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第25回NHKマイルカップ大予想

【零細馬主で馬券下手】

先週は的中したものの1番人気の単勝2倍。よせばいいのに人気薄に流したものの、スティッフィリオまで手が回らず、トントンの結果だった。そして土曜日はグルファクシーの2勝目がならず、どうにもこうにもの週末となる。
そして日曜メインの本命は、迷ったもののタイセイビジョン。もちろん3連勝中のルフトシュトロームとサトノインプレッサも強いだろうし、牝馬ながらダイワメジャー産駒のレシステンシアも侮れない。でも大雑把なレースを修正しつつここに向かう過程から、突き抜けるイメージこそないが、馬群に沈む可能性が低いのはこの馬だ。
相手はもちろんルフトシュトローム、サトノインプレッサ、レシステンシアという人気どころ。人気がないところでは、ギルテッドミラー、ウイングレイテスト、ボンオムトゥック、サクセッション。
馬番では2番から、3番、14番、17番、6番、18番、12番、8番。

 

 

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第161回天皇賞(春)大予想

【零細馬主で馬券下手】
本命はフィエールマン。この馬で心中しようと思う。まず淀の3200mはサンデーサイレンス系産駒の牙城。長距離だからといって重い血が活躍していたのはひと昔前までで、スピードとスタミナが求められる日本の長距離では、そのスピードと切れ味を持つ父の血統は欠かせない。その上でこのレースでは母系の底力が求められるのだ。去年10月に田んぼのような凱旋門賞でのフィエールマンの惨敗を見て(単勝60倍でも買わなかったのは正解)、やはりディープインパクトの子は良馬場でこそと再認識した。有馬記念からの休み明けだろうが、大外枠だろうが、雨が降ろうが(レースまでは降らないと見るが)、昨年の勝利以上のパフォーマンス以上で他馬をねじ伏せると確信。あれこれ考えるより全額フィエールマン単勝で馬券は勝負したい。
あくまで的中を目指すのではなくギャンブルするなら、頭堅けりゃヒモ薄い、というのが競馬の常。読者からのフィードパックでは「当たっても安い」という苦情も聞く。とにかく春の天皇賞は結構まぎれもある、とはいえ相手は手広くというより、ある程度絞って人気薄を狙いたい。血統だけとはいわないが、京都の実績があっても3200mははじめてでここ10年連対がない非サンデー系キングカメハメハ産駒のユーキャンスマイルや、近走どうにも自分の競馬ができないキセキを蹴ればそれなりにおいしい馬券になるかも知れない。浮上するのは4歳馬でモズベッロ、トーセンカンビーナ、メイショウテンゲン、そしてシルヴァンシンジャー。定量戦だからないとは思うけどメロディレーンの大駆けはご愛嬌で。
買い方としては1番人気からなので、3連単の1着づけというのもあるがそれなら単勝にした方がいい。そして1番人気が軸なので1頭マルチより3連複の方が点数が少なくてすむとみる。14番の単勝。そして14番から1番、3番、11番、12番。応援の意味も込めて10番まで。

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