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第162回天皇賞(秋)大予想

【零細馬主で馬券下手】

3歳馬の牡馬牝馬無敗の三冠達成という秋のG1シーズンの序盤戦。菊花賞ではコントレイルがギリギリ勝ちきったものの、やはり3000mは適距離ではないことがわかった。秋の天皇賞の舞台で三冠馬同士が雌雄を決するのはあったとしても来年以降。そして来年には繁殖入りするはずの2年前の牝馬三冠アーモンドアイはそこにはいないだろう。それはさておき目先のレースだが、連覇に一番近い存在としてアーモンドアイの取捨がポイントだ。馬券にならなかったのは去年の有馬記念のみ。安田記念からのローテーションも去年通りと、万全の態勢でここに臨むのだが、気になるのは一度勝った馬は翌年出走できない「勝ち抜き制」が廃止された過去40年でも、秋の天皇賞連覇はシンボリクリスエス1頭のみと連覇ができないレースという傾向だ。配当も低いのでアタマからの馬単、三連単の勝負は避けて、軸で複勝を勝負としたい。

ありそうな穴馬ではキセキの大掛けに夢を託したい。逃げてこそのレースぶりだったものが、発馬に不安が出てからというもののすっかり脚質転換し、それが武豊騎手とのコンビがようやく板についてきた印象だ。「平成の盾男」が秋のG1初参戦であっといわせる場面があるかも知れない。
ダイワキャグニーかジナンボーが作る流れを差し切る展開になりそうで、活きのいい4歳牝馬のクロノジェネシスも侮れないが良馬場前提で浮上するのが4歳牡馬ダノンキングリー。2000mがイメージとはいえ東京2000mははじめてで、アーモンドアイと同じローテでは不安より期待が上回る。あとはフィエールマンだが、距離が足りないのようでいて切るまではいかない。最後にジナンボーの逃げ残りも要注意。

馬番では、9番から8番が本線で、4番を上位に、7番、6番、12番まで。

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