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November 2020

第40回ジャパンカップ大予想

【零細馬主で馬券下手】

厩舎リーディングの矢作師に入厩した2歳の愛馬は徐々に良化しているものの着順は掲示板にも載らない。とはいえ続けて使っていくとのことで、収支としてはありがたい。外厩も組み合わせた効率的な厩舎運営の中で、決して高額馬でもないのに、期待されているという実感をひしひしと味わう。
ともあれジャパンカップ。外国馬はフランスからの参戦は1頭のみで、後半の20年は違った様相を呈しているが、今年はきっと年末の有馬記念をしのぐ、いや日本競馬屈指のドリームレースであることは確かだ。言うまでもなく3強の争い。史上初のG1を8勝してこれが引退レースのアーモンドアイと無敗の三冠牡馬コントレイル、そして無敗の三冠牝馬デアリングタクトである。2強は崩れても3強はなかなか崩れないという、馬券セオリーの傾向からすれば、この3頭の能力で決まる可能性は高いかもしれないが、競馬に絶対はない。しかも調教段階で全幅の信頼を寄せる馬が、3頭の中にいないのだ。

特にコントレイルは適距離よりも長い菊花賞でギリギリの勝利。ということはディープインパクトでさえ古馬初戦の有馬記念で無敗が途切れたのにJCでこれを上回るパフォーマンスを見せるとは考え辛いとするべきだ。いわゆる「見えない疲れ」というヤツ。そしてアーモンドアイも疑問符がつく。調教過程を見る限りは、引退レースで渾身の仕上げとはいくまい。もともとレースを選んでじっくり対処するタイプの馬なのだ。デアリングタクトはいちばん上積みがありそうだけれども、正直本格化はこれからだともいえる。ならば思いきって軸馬は他から行くという夢にかけたい。
展開から穴があくとすれば、大逃げのためての逃げ残り。もしくは出し抜けを食らうパターンと見る。

今回のメンバーでの展開は読み辛く、逃げるとすれば距離不安のトーラスジェミニか、全盛期を過ぎたキセキといったところ。ごまかしが効かない東京2400mでこの2騎が残るとは到底思えない。ペースが緩みヨーイドンの競馬となればキレのある牝馬の出番かも知れない。ここは願望を買うというといういささか自分勝手な読みで本命はカレンブーケドールとする。調教の様子は3強を上回る勢いで、勝ちきれないというか堅実というか善戦というか、どんな相手でも馬券圏内にいるというのがセールスポイントだ。最内枠をひいたこともプラスだといえよう。相手は3強だ。

いかにも不気味なのが調教が素晴らしい国際香港G1を獲ったグローリヴェイズ。去年その勝利を沙田で見たが不安は上記で示したヨーイドンの競馬には弱いこと。坂のあるコースが苦手というより平坦でこそ、というだけに馬場が渋ることがなさそうなら、スタミナ勝負に持ち込める展開を祈るしかないだろう。

伏兵として是非推しておきたいのがパフォーマプロミス。メンバー中最高齢とはいえ休養期間も長く、使い減りしない程度の臨戦過程からすればあっと言わせる場面があっても不思議ではない。晩生のステイゴールド産駒の一発があるかも知れない。現に調教ではキャリアハイを叩き出している。

馬券では1番から2番、5番、6番が本線。そして15番と10番を押さえておく。

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第37回マイルチャンピオンシップ大予想

【零細馬主で馬券下手】

本命はグランアレグリア。G1馬8頭とはいえ、グランアレグリア、インディチャンプ、3歳のサリオスが3強となるだろう。そして今年は何といっても京都ではなく阪神で、高速馬場ときたら持続力勝負ではなく、瞬発力勝負のグランアレグリアにはまさに願ってもない舞台。おまけに定量戦なので挑戦者の56キロのサリオスよりも1キロ斤量が軽いのだ。いかに人気でも古馬相手に毎日王冠から2キロ増というのはサリオスは連下にとどめるべきかもしれない。久々の関東馬のG1制覇となるだろう。
対抗はアドマイヤマーズ。芝のマイル,特に良馬場では無敵の強さを誇るだけに逆転もあるかも知れない。あとはサリオスと、インディチャンプ、
逃げてこその残り目があるかものレステンシア。穴にはケイアイノーティック、ペシアンナイトまで。
馬番では4番から7番が本線で、17番、8番、2番、3番、15番。

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第45回エリザベス女王杯大予想

【零細馬主で馬券下手】

ここのところ馬券の調子はよいものの、日刊ゲンダイの「止まり木ブルース」は3週間で1200万円をゲット。上には上がいる。かといってそこに惑わされず、淡々と狙っていきたい。愛馬グルファクシーが日曜日の東京8R1000万下牝馬限定戦に出走、今回は昇級戦だが体調もよく芯が入ってきた感じの調教もすこぶるよいので、直前の軽めの調教は無視して勝負するつもり。
本題のG1エリザベス女王杯だが、実力が抜けているのはラッキーライラックであることは否定できない。とはいえ今回は京都ではなく阪神の2200mで開催されるということがポイント。同じ条件の宝塚記念で6着、そして今回は不利な大外枠。消すまではいかないがもっと買いたい馬は他にいる。
本命は晩成のセンテュリオ。阪神の2200m2着という実績もさることながら、昨年の4着馬が馬券の中心となるはず。対抗は秋華賞予想でも取り上げて人気薄で3着に入った3歳馬のソフトフルート。3歳の頂点を決めるレースで先着した馬が出ないのならば、古馬を一蹴する先鋒として期待したい。あとはラッキーライラック、ノームコア、ラヴズオンリーユー、ウラヌスチャーム、リュヌルージュまで。
馬番では8番から、4番、18番、6番、11番、15番、3番まで。

 

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