第66回有馬記念大予想
結論からいえばまず本命はエフフォーリア。JRAのホームページにあるプレレーティング(競走馬の能力を示す客観的な指標で、着差・負担重量・過去の勝馬との比較などをもとに、国際的に統一された基準により数値化したもの )では123と群を抜いている。もちろんこれは天皇賞(秋)のパフォーマンスが評価されたものなので、2000m前後を表すIというカテゴリー。ダービー2着で菊花賞をスキップしたということで不安視する向きもあろうが、前走で三冠馬コントレイルをねじ伏せている限りハナ差のダービー2着は勝ちに等しく、能力はそれ以上といえるだろう。中山2500mは6回コーナーを回るという器用さが求められ、マイラーでも通用するくらいトリッキー、と言われるだけにスタミナ勝負の叩き合いとはならない天候を考えると余計に盤石だと思えるのだ。
自分で買う馬券は2.5倍つくなら単勝に全額。といきたいところだが、それではつまらない、という読者に向けて一応相手も挙げておく。
相手筆頭は昨年の優勝馬クロノジェネシス。有馬記念のお約束でもある「引退」がかかった舞台だけに、紛れがあれば逆転も考えられる。とステラベローチェもまた有力馬の一角で単穴候補だ。はいえ人気サイドでは点数を買うと配当でトリガミになるので、ここは考えどころである。そこであっと驚く穴馬も含めて3着ならありうる馬をあげておく。スタミナ勝負になった場合の復調メロディレーン、中山2500mが合いそうなウインキートス、そしてエリザベス女王杯で穴をあけた好調馬アカイイトまで。
馬番では10番から4番、6番、7番、9番、11番、13番。
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