第82回皐月賞大予想
【零細馬主で馬券下手】
抜けた存在がいない今年の皐月賞。馬場改修工事が行われ、ステップレースの入れ替えなどで、弥生賞が前哨戦というローテーションが王道とはいえなくなっている。共同通信杯勝ち馬を買っていればよかった時代は終わりを告げた気がする。共同通信杯勝ち馬のダノンベルーガはいかにも東京コース向きで、ダービーが目標であることは明白。イクィノックスもまた同様だ。かといってホープフルS勝ち馬が台頭しはじめているとはいえ、該当馬のキラーアビリティはいくらなんでも追い切りがよくない。関西からの遠征というのもこのレースでは実はマイナス要因ではないかと考える。強い関西馬とは言われるが、不安がいっぱい。押し出されるような人気馬のドウデュースは、堅実が取り柄だけれども、果たして勝ちきれるかどうかといえば、連下までというのが正直なところと考える。
本命はディープ産駒とはいえ弥生賞勝ち馬のアスクビクターモア。今年はペースが緩まずタイムは速くなり、最終的には速い馬のスタミナ勝負となりそう。血統でいえばディープの素軽さに母方のヨーロッパ系重厚な粘りが魅力的だ。対抗としては毎年言い続けているが京成杯勝ち馬のオニャンコポン。父エイシンフラッシュもこのローテで3着だったが、それ以上も期待できる器で、ホープフルSで出遅れて先行一辺倒の戦い方から差してくる競馬を京成杯で披露したこともあり、器用さが求められる中山2000m向きといえるだろう。あとはドウデュース、ボーンディスウェイ、ラーグルフ、デシエルトまで。
馬番では、2番から11番、12番、7番、15番、16番。
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