第84回優駿牝馬大予想
リバティアイランドが圧倒的な人気。本来は桜花賞のマイルから1.5倍の距離だから全く違うレースだが、桜花賞で差し切り勝ちをおさめた馬が、距離適性云々とは関係ない現時点の能力上位を見せつける場でもある。唯一の不安は川田騎手が「ゲートが開く前には静かに」とコメントしたように、ゲートの出がスタート時には大観衆のスタンド前にあること。コロナ禍ですっかり忘れているとはいえ、無観客が続き徐々に解除になり、今回こそが「声だし応援」解除最初の3歳G1である。そこも念頭に置いての予想とする。
とはいえ本命はリバティアイランド。理由は言うまでもなく、火の出るような調教も含めてぬかりはない。ここで単勝で勝負するのはオッズと相談しても割に合わないので、馬連を中心に人気薄から買うのが面白いかも知れない。
そんなあっと驚く穴馬の筆頭は、イングランドアイズ。何といっても母ヌーヴォレコルトはオークス勝馬だけに好走しても何の不思議もない。この「血が走る」パターンは何度も煮え湯を飲まされただけに、馬券的にはリバティアイランドとのワイドを本線にしたいと思っている。
あとはソーダズリング、シンリョクカやエフフォーリアの妹ペリファーニアも人気の陰に隠れている。もちろんハーパー、コナコーストなども人気だけでなく実力上位とはいえ、思いきった騎乗が望めるは人気がないからこそ。
馬番では5番18番を本線に、10番、17番、12番、9番まで。
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