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December 2023

第40回ホープフルステークス大予想

まず最初にお断りしておくが、人気の一角ゴンバデカーブースの一口を所有している。いつもは忖度なく客観的に予想をあげているのだが、今回ばかりはひいき目に見ているのかも知れない。2戦2勝で両方とも現地で観戦。正直なところいろんな不安をよそに先頭で駆け抜ける馬を見て、そしてビデオも何度も見て、相当強いのではとひとりよがりに思うところもある。父ブリックスアンドモルタルは、小回りの芝2000mのブリーダッズカップターフを勝ち、ダートが主流のアメリカ競馬で、芝レースの活躍が評価されて年度代表馬になったという逸材。そのレースぶりを見て惚れ込んだこともあり、日本での産駒の活躍を期待していたところが、まさか愛馬がその一番手になるとは望外。母父ディープインパクトとの配合で、気性が強いとはいえ、操縦性がよいという騎手のコメントは、マイラーにとどまらない魅力があるからこそ。そうした陣営の判断と、継続して騎乗する松山騎手とのコンビに期待したい。最内枠をロスなく進み、好位から前が空く展開ならば本命とするが、馬体重は要注意。おそらくプラス20近くになろうが、これは有馬記念での同厩舎タスティエーラの馬体増と同じく、高速決着においては絞り切れていない、といえなくもない。
もちろんシンエンペラーも相当な器である。コロナ禍前に見たことがある仏ダービー馬で、かつ凱旋門賞優勝馬ソットサスの全弟。粗削りというにふさわしい走りには、底知れない魅力があり、来年は英ダービーをめざすという話もある。あっさり勝ってもおかしくないが、昨年優勝のムルザバエフが今度は人気を背負ってどう動くか、と考えると危険な人気馬という見方もできる。

しかしレガレイラ、ディスペランツァ、ヴェロキラプトル、ショウナンラプランタ、センチュリボンドは取り上げるものの、2頭を凌駕するという雰囲気にはいたらず、展開のアヤ頼みのような気がするのだ。

馬番では1番と6番、そして13番、12番、2番、11番、16番まで

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第68回有馬記念大予想

今日は中山競馬場での競馬初心者教室。調教捜査官の井内さん主導で馬券の買い方から新聞の読み方、パドックの見方までのさわりを講義スタイルで伝授。とはいえ正直1日での限界もあると思うが、かといって1年かけても足りないくらいの競馬の奥深さの入口くらいは感じてもらえただろうか。

同じ中山2500mで行われる今日のグレイトフルSでは外からの差し馬が勝利。ひと昔前の茶色いハゲハゲの馬場ではなくキレイな芝での開催当初の前残りかと思ったが、そうでもないからには展開面でも差し馬から買いたい。そこで本命はやはりスルーセブンシーズ。正直8枠15番はプラスではないが、イクイノックスに迫った宝塚記念も、仏ダービーレコードから完璧に勝った凱旋門賞でも堂々と馬場の真ん中から進出。何よりも凱旋門賞には驚いた。雨模様の例年とは違い、20℃程度のロンシャンで、日本のようなスピード競馬になるかも、と言われていた。勝馬のエースインパクトは斤量もあるが、58キロを背負ったスルーセブンシーズが見せ場十分の末脚を披露したのにはびっくりだった。フランスで馬券はバッサリ切っていての4着だったからギャンブルとしては正解だったが、能力の過小評価は猛省。そして今回は負担重量56キロなのだから、勝っても不思議はないくらいだ。帰国後の調教も素晴らしく、意外に人気があるのが馬券的に難点だが、中山の実績は1着4回、2着1回、3着2回で4着以下はゼロ。紛れがあっても複勝で大勝負したい。

対抗が存在しないくらい混戦だ。長くなるので能書きは省略して内から堅実なソールオリエンス、BCターフでのレースぶりが際立ったシャフリアール、実はイクィノックスの陰に隠れたドウデュース、充実一途のジャスティンパレス、ダービー馬タスティエーラ、JC組で不出馬2頭から押し出されたスターズオンアースまで。

複勝以外の馬券では三連複で15番から、1番、2番、5番、10番、13番、16番まで

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第75回朝日杯フューチュリティS大予想

2歳チャンピオン決定戦とはいえ、ボクが競馬をはじめた頃から、朝日杯とラジオたんぱ杯の立ち位置は難しかった。グレードレースとしての格付けもさることながら、集まるメンバーの評価などもあって、どちらのレベルが上なのかというのは、半年後でなければ結論は出ない。そこでハッキリしておきたいのは、今年は例年の前哨戦の勝ち馬が不出走ということもあり、実績よりも伸びしろを考えたい。
先週はレコード決着だったものの、土曜日の雨でそこまではスピード競馬にならないと考える。セットアップが逃げるという展開になりそうで、これをどの程度各馬がマークするのか、展開もまた難しそうだ。で本命はエコロヴァルツ。武豊騎手の復帰戦なのだが、日曜日はこの一鞍のみ。いわゆる「ジェット噴火」という態勢で臨むだけに最内枠で不気味な存在ではある。1800mで2連勝後に距離短縮というからにはそのステップの判断を信じたい。前走の勝ちっぷりから見てあえて朝日杯を選ぶからには、クラシック路線ではない選択なのだろう。
相手は人気だがジャンタルマンタル。こちらも2連勝ながら前走は重賞勝ち。1800mでかかり気味でも、馬群で揉まれても、勝ちきった能力は買いたい。後はセットアップの逃げ残りからバンドシェル、オーサムストロング、エンヤラヴフェイス、サトミノキラリまで。

馬番では1番から、3番、10番、7番、15番、4番。

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第75回阪神ジュベナイルF大予想

正直なところ、大本命の馬が回避で、混戦だと思う。本命というよりは軸としてどれが適当か。コラソンビートは新種牡馬スワーヴリチャード期待の一頭として取り上げる。ここは馬券対象として外せない馬と考える。

とはいえ人気なので単勝や三連単の一番目には期待値が低い気がするが、三連複の軸としてこの馬を取り上げるのにはよいだろう。相手は実は難しい。ここは内からコスモディナー、キャットファイト、ステレンボッシュ、アスコルビチェーノ、サフィラまで手広く勝負する。

馬番では10番から、1番、3番、6番、7番、14番まで

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香港国際競走大予想

G1が4つ。とはいえ今回はマイル以外は頭数が10頭以下で、馬券的期待というよりは、日本と香港でのオッズの差を考えながら投票。といきたいところだが、実は近年はそれほど差がないような気がする。ここは馬名と馬番で…。

4R 香港ヴァーズ

9番 ウォームハートから、3番 ゼッフィーロ、8番 レーベンスティール、1番 ジュンコ 4番 ファイブジーバッチ

5R 香港スプリント

何度も言うが世界レベルのスプリント戦線をリードするのは日本馬ではなく、地元の香港勢。

1番 ラッキースワイネスから 2番 ウェリントン、5番 ビクターザウィナー、4番 サイトサクセス

7R 香港マイル

5番 ソウルラッシュから 1番 ゴールデンシックスティ 2番 カリフォルニアスパンクル、7番 ビューティエターナル, 13番 ナミュール

8R 香港カップ

このレースだけは香港馬にあまり妙味なし

3番 プログノーシスから 1番 ルクセンブルグ、2番 ロマンチックウォリアー、4番 ローシャムパーク、5番 ヒシイグアス、 11番 オリゾンドレ

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第24回チャンピオンズカップ大予想

芝G1はある種前哨戦のパフォーマンスで判断できるが、ダートG1の場合は地方競馬G1からのステップもあるので、比較対象が難しい。ダートと一口に言ってもそだけはの質にはさまざまだ。その中でJRAのダートを新馬から5連勝というセラフィックコールが気になるところ。とはいえ初の57キロというのが気にかかる。

で、本命はレモンポップ。レースを支配する逃げ切りが期待される。南部杯は決して弱くない相手に大差で逃げ切り勝ち。距離延長とか砂が深いとかいう次元ではなく能力の差だと思いたい。レモンドロップキッドはブリーダズカップで見たが、産駒が正直言って日本のダートに適応できるかは疑問だった、だがこの馬はその不安を払拭するはずだ。そして対抗はクラウンプライド。去年2着という実績も含めてここは外せないとみた。そして逆転まであるのがセラフィックコールあとはメイショウハリオ、アイコンテイラー、テーオーケインズまで。

馬番では15番から、9番、12番、2番、14番、4番




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