第40回ホープフルステークス大予想
まず最初にお断りしておくが、人気の一角ゴンバデカーブースの一口を所有している。いつもは忖度なく客観的に予想をあげているのだが、今回ばかりはひいき目に見ているのかも知れない。2戦2勝で両方とも現地で観戦。正直なところいろんな不安をよそに先頭で駆け抜ける馬を見て、そしてビデオも何度も見て、相当強いのではとひとりよがりに思うところもある。父ブリックスアンドモルタルは、小回りの芝2000mのブリーダッズカップターフを勝ち、ダートが主流のアメリカ競馬で、芝レースの活躍が評価されて年度代表馬になったという逸材。そのレースぶりを見て惚れ込んだこともあり、日本での産駒の活躍を期待していたところが、まさか愛馬がその一番手になるとは望外。母父ディープインパクトとの配合で、気性が強いとはいえ、操縦性がよいという騎手のコメントは、マイラーにとどまらない魅力があるからこそ。そうした陣営の判断と、継続して騎乗する松山騎手とのコンビに期待したい。最内枠をロスなく進み、好位から前が空く展開ならば本命とするが、馬体重は要注意。おそらくプラス20近くになろうが、これは有馬記念での同厩舎タスティエーラの馬体増と同じく、高速決着においては絞り切れていない、といえなくもない。
もちろんシンエンペラーも相当な器である。コロナ禍前に見たことがある仏ダービー馬で、かつ凱旋門賞優勝馬ソットサスの全弟。粗削りというにふさわしい走りには、底知れない魅力があり、来年は英ダービーをめざすという話もある。あっさり勝ってもおかしくないが、昨年優勝のムルザバエフが今度は人気を背負ってどう動くか、と考えると危険な人気馬という見方もできる。
しかしレガレイラ、ディスペランツァ、ヴェロキラプトル、ショウナンラプランタ、センチュリボンドは取り上げるものの、2頭を凌駕するという雰囲気にはいたらず、展開のアヤ頼みのような気がするのだ。
馬番では1番と6番、そして13番、12番、2番、11番、16番まで
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