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April 2024

第169回天皇賞(春)大予想

本命は1番人気でもテーオーロイヤル。とにかく叩いて本格化というパターンで心強いのが、斤量差があるライバルを相手にしなかった勝ち方。中間の具合などを見ても期待こそあれ、不安はない。メンバーが揃ったことで人気が割れているとするならば、鞍上にめをつぶれば、単勝勝負でもよいかも知れないくらいだ。
相手はひねってシルヴァーソニック。長くいい脚を使え長距離なら浮上するということで言えば、人気薄だけに面白いと思う。復帰したデムーロというのも心強い。

あとはチェックネイト、ディープボンド、ドゥレッツァ、タスティエーラまで。

馬券は14番から、9番、16番、6番、12番、7番まで

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第84回皐月賞大予想

とにかく混戦だ。ワケあってクラシック戦線に進む三歳馬の動向は例年以上に丁寧に見ている。そこでの結論だが、とにかく主役不在で抜けた存在がいない。なので本命を絞ることができなかった。なので点数は増えるがやむを得ないし、ひょっとして自分の馬券戦術では絶対避けている獲りガミがあるかも知れない。

まずはジャスティンミラノ。共同通信杯からの臨戦で皐月賞というのはよくあるパターンで、今週落馬事故から回復することなく亡くなった藤岡康太騎手が調教をつけていたことでも知られている。そうした背景で買うというワケではないが、勝つ条件はそなえている好調度合い。心配なのは二走ボケのみだ。速い馬が勝つレースとしては外せない。

そしてシンエンペラー。実力としてはこの馬が一番と思う。いかんせん現時点ではその実力を100%出し切れていないし、本来の力を発揮できるのはまだ先ではないだろうか。凱旋門賞馬の弟だけに、距離延長、渋ったパワーの要る馬場こそが真価を発揮する舞台だと思うが、ある種馬券圏内に来るだけの相手関係でもある。

荒れているように見えて意外と馬場の内側が伸びることを変えが得るならば、メイショウタバルも侮れない。毎日杯の時計は不良馬場なのに驚異的。あとは同条件の京成杯で上がり最速のアーバンシック、モレイラ騎乗のコスモキュランダの5頭。レガレイラはとにかくルメールが騎乗できず、なかなか後任が決まらなかったところがマイナスで、数十年挑戦が阻まれただけに思い切って無印とする。BOX馬券で勝負する。

馬番は2番、9番、12番、13番、14番。

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第84回桜花賞大予想

レガレイラが早々に皐月賞参戦表明したことで、同厩のチェルヴィニアが「栗東留学」をしている。西高東低が美浦の坂路完成で覆ったといわれる昨今だが、アスコリピチェーノ、ステレンボッシュもまたしかりだ。人気の原動力だとすれば、もっといい馬がいるのではないかと思うのが、馬券のポイントである。

しかし本命は3連勝中のアスコリピチェーノ。とにかく前走が強かった。この時期の牝馬はある種マイルでは勢力図がはっきりしている、と考えるのが妥当で、やはり信頼できそうな存在。阪神JFでのあの長くいい脚を使えるというのが、同じ阪神マイルという舞台であれば、やはり不動の存在だろう。対抗はコラソンビート。印は薄いようだが、シンエンペラーと併せ馬で好時計を叩き出している調教から抜擢したい。

その次の存在としてチェルヴィニア、ステレンボッシュ、ライトバック、ハワイアンティアレ、マスクオールウィンまで手広く押さえたい。

馬番では9番から、8番、18番、12番、11番、6番、17番まで

 

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外国語のタイトルの誤用

改編が終わり長年の習慣がリセットされたり、新番組のスタートが始まった。何かと気になるのが新しい番組などのタイトルだ。外国語を使う場合には、日本で考えられている意味との乖離がないかどうか、ネイティヴという生まれながらにその言葉で育ってきた人のチェックは必須。とんでもない誤解で恥ずかしい言葉をずつとまき散らすことになるからだ。
よくあるのがフランス料理やイタリア料理のレストランにおける看板のスペルミス。1文字の間違いとはいえ、スラングでとんでもない意味になっていることもある。LとRの発音勘違いなどは犯しがちだ。ちょっとした違いに見えるけど、海外の怪しげな日本料理屋とかスパムメールで「ぬ」なのか「な」なのか「の」なのか微妙な活字が使われると、その時点で「わかっていない」と切り捨ててしまうのと同じだ。
ひと言でネイティヴとくくるけれど、言葉に対する意識の高さは、勉強ができるできないとは関係ない。上手に外国語が喋れても、文法などではむちゃくちゃな人は多いし、日本語で言えば日本語ネイティヴが全員「日本語教師」になれるワケじゃない。言葉は生き物だから「死語」もあれば、すぐに消える「若者言葉」も存在する。国外で外国人ガイドに「この遺跡マジ、ヤバいっす」とか言われたらどう思うだろうか。ひと昔前の在日「変な外人」は、わざと「ご不浄はどこですか?」と居酒屋で聞いて店員に通じず、これが受けるコツだと自慢していたが、それもどうかと思う。
本題に戻ると文法的な破綻がなく、なおかつコロキュアル(話し言葉)なタイトルを考えるのは難しい。手垢がついた言い回しを避けるがあまり、流行の言葉や新語に逃げてしまうとロクなことはない。言語学者でもなければ、在外の経験もないボクなどが吠えても、疎まれるだけだろうが、ひとつだけ今日気になったタイトルを記しておく。
「エールドパリ」とタイトルコールがあり、カタカナで活字が画面に浮き上がる。どうやらパリ五輪の盛り上げ企画らしい。「パリの空気」かと思ったが、それなら冠詞のLeが入ってL'air de Parisとなるよなと思ったら「Yell de Pairs」という文字が…。「パリの声援」って、何かと思えばどうやら、日本人アスリートの応援企画らしい。伝えたい雰囲気は日本語として理解できなくもないが、意味が通らないでしょ!
主語がなくても何となくニュアンスを共有できる日本語は便利な言語だが、外国語でしかもタイトルとして使うならば、やはりそこは適切な語彙を選ばなければカッコ悪い。間違えているのはまだいい。でもカッコいいと思っていれば最悪だ。

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