第85回皐月賞大予想

近年皐月賞へのステップレースの評価と使い方が変わってきている。去年の優勝馬のジャスティンミラノと3着馬のジャンタルマンタルがそうだったように、共同通信杯からのステップは近年の要注目レースだ。ホープフルSが中山芝2000mのレースになってから、弥生賞の価値が低下した（ような気がする）代わりに、東京芝1800mの共同通信杯が鍵になっている。昔から「速い馬が勝つ」皐月賞だから、絶対的なスピードとスタミナが要求され、それに現時点で該当するのが共同通信杯からのステップなのかも知れない。ただし今年本命視されているのは3連勝中のクロワデュノール。ホープフルSからの直行だから、この法則はあてはまらない。しかもそこで負かせた馬のその後の活躍を見ると、モノが違う不動の本命である。問題は相手だ。人気薄もひろいたい。

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第85回桜花賞大予想

2歳女王アロマヴィェローチェが直行でこのレースに参戦する。京都競馬場だった阪神ジュヴェナイルフィーリーズの勝ち馬だが、道中で揉まれたところを抜け出てきた根性は出色で、初の阪神競馬場がマイナスとなることは考えられない。札幌で重馬場も経験済みとくれば、馬券的にどうかとではなく、ここは稍重の馬場で、不動の本命とせざるを得ないのではないか。
問題は相手である。魔の桜花賞というが逃げ馬不在というメンバーで、ペースは上がらないとくるが、内枠を利していけばエリカエクスプレスあたりが行く事も考えられる。ただしフェアリーSからの連対は過去10年なく、4年前のファンルージュの3着のみが馬券に絡んでいるのみだ。

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