競馬

第54回スプリンターズS大予想

【零細馬主で馬券下手】
例年ならパリ到着後に時差ボケ解消のスイム。その後昼はバゲットに塩バターを塗ってワインを傾け、翌朝は郊外の定宿の向かいでカフェでカフェオレのフォーミュラ。というはずの凱旋門賞weekend。残念ながら今年は現地も国内G1もテレビ観戦だ。去年はヴァルトガイストを的中させたが、今年の予想は別途ということで、目先のスプリンターズSに集中する。
本命はダノンスマッシュ。まず逃げるのは好枠を利したモズスーパーフレアで、前半の流れは早くなる。とはいえ今年は時計がかかる中山だけに刻むラップは硬い馬場のそれとは異なりそう。最後の坂が効くと逃げ切りには不安があるだけに、軸に据えるのはちょっと怖い。そして一番人気のグランアレグリアは、もともとスプリンターではないし、初の小回りの左回りでさらにこのソフトな馬場は不利ではないか。となると逃げ馬を見る形で内にいるダノンスマッシュだ。
相手は逃げるモズスーパーフレア、あとは馬場が合いそうなライトオンキュー、差す展開ばハマればエイティーンガールまで。
馬番では2番から、3番、6番、14番、押さえに7番と10番。

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第64回大阪杯大予想

【零細馬主で予想下手】

ニューヨークJFK空港のすぐ横のアケダクト競馬場がコロナウィルスの臨時病院になっている、という昨今。やっているだけ素晴らしいという日本の競馬。とにかく持ちこたえて欲しいモノだ。
三冠馬クラスの復帰戦なら堅いレースの筆頭でもある大阪杯だったが、3連単100万馬券もある昨今。今回は軸馬不在ともいえる混戦ムードだけに狙いたいところだが、ポイントとして阪神内回りということに絞りたい。本命はラッキーライラック。海外遠征帰りの前走で負けたとはいえ大健闘。むしろ今回のレースに向けての上積みは間違いない。

対抗はワグネリアン。このレースで相性の良いディープ産駒で去年とは違う中間の内容に賭けたい。あとはフレッシュさではダノンキングリー。押さえておきたいのがクロノジェネシスとサトノソルタス、レッドジェニアルまで。
馬番では5番からで4番が本線、8番、12番、2番、6番。

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第53回スプリンターズS大予想

レース展開から考えるなら、逃げるのはモズスーパーフレアで間違いないだろう。前半の600mが32秒台というスピードは、メンバー中ナンバーワン。マルターズアポジーよりもテンのスピードに勝るので競りかけられるもなさそう。

かといって逃げ切れるほど甘くないと考えるならば、差し馬で父ロードカナロアに似てきたダノンスマッシュと、レコードタイムで2度走っているタワーオブロンドンなのだが、いずれも中山で走るのがはじめてで、中山で4戦3勝2着1回というモズスーパーフレアのように器用な脚を使えるかどうかは未知数だ。右回りはこなす2頭とはいえ、明日の馬場の状態が雨で時計勝負がどうか、何より関東在厩なのに中山がはじめてなのがどうしても気になるので、ここはダノンスマッシュを軸として上位に考える。

相手筆頭は逃げ残りもありうるモズスーパーフレア、タワーオブロンドンだが、ディアンドルがどれくらい強いのかも気になる。レースの傾向として人気薄の大駆けにも注意を払わないといけないので、縦長の展開になった場合に好位で漁夫の利を得そうな昨年の2着馬ラブカンプーと3歳馬のイベリス、調教から具合がよいリナーテまで。

馬券は2番から、7番が本線で、8番、9番、押さえには4番、10番、15番まで。

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第80回オークス大予想

桜花賞馬のグランアレグリア不在。満を持したNHKマイルでは複勝圏内に絡めずという成績で桜花賞自体のレベルが問われているのだろう。別のレースとはいえ意外と桜花賞組を軽視できないのがオークスだ。とはいえ別路線でも勝馬を輩出している忘れな草賞まで3連勝のラヴズオンリーユーが前日売りでは1番人気。でも三冠では勝ち切れなかったリアルスティールの下だけに、能力は認めても4連勝で無敗のオークス馬決定、とはいかない。今年まだ1戦しかしていないというローテーション、背の高い馬体でどうなのか。バヌーシがいきなりクラシックでよいのか、最後は馬には関係ないが、やっぱり本命にはし辛いので対抗まで。

で、桜花賞組となるとダイワメジャー産駒で明らかな距離不安の2着馬よりも、3着馬ダノンファンタジーと4着馬クロノジェネシス。特にダノンファンタジーはピンクダイヤ同様マイルのみで使われていることが嫌われているのかも知れないが、母はアルゼンチン産で長距離に実績があり、なおかつBMSのノットフォーセールは、オークスが夢舞台と信じて不動の本命とする。

またクロノジェネシスは先週のヴィクトリアマイルの勝馬ノームコアの下だが、父がバゴであることで距離延長もこなす、とみてこちらを単穴とする。それ以外の桜花賞組でひろうならエールヴォアとビーチサンバまで。
別路線で気になるのはここのところの時計勝負に強そうなフェアリーポルカ。レーン騎手騎乗のコントラチェックまで。

馬番では8番から、13番、2番、5番、16番、14番、3番。

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第79回皐月賞大予想

サートゥルナーリアが人気だ。確かに中山芝2000のG1勝ち馬で、勝ち方も良かった。とはいえ1強ムードには違和感を感じる。今年出走した事がない馬は、過去10年で掲示板に載ったのが一昨年のレイデオロ5着のみ。能力が高いとはいえ、比較からいえば勝ちきれない事はありそう。さりとてダノンキングリーはこの舞台の経験はない。2歳G1馬アドマイヤマーズもまたしかりだ。

迷うところだが、サートゥルナーリアよりダノンキングリーを軸に据えた方が馬券の妙味もあり、先の楽しみも大きそう。

注目したい筆頭はラストドラフト。何より新馬勝ちの後の京成杯1着。前走弥生賞の大敗は道悪こそで、逆転があってもおかしくない。ステップの多様化での盲点と言える。

あとファンタジストとヴェノックスをおさえて3連複で勝負してみたい。

馬券は4番から、12番、1番、3番、7番、11番

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第79回桜花賞大予想

【零細馬主で馬券下手】

さすがにこのあたりのG1に出てくる馬は、掲示板に乗らなかった馬を探す方が難しい。だから順当に勝ち負けを繰り返した馬、何らかの理由で大敗した馬の巻き返し、そして未知の魅力に賭ける素質馬の3種類で馬券を組み立てることになる。そんな観点から2歳女王ダノンファンタジーとその阪神JF2着のクロノジェネシスの2頭、阪神JF3着のグランアレグリアもしくはそこに割って入る馬、というのが馬券の組み立ての基本となるだろう。

そして大敗からの巻き返しの可能性はとしてはルガールカルム1頭のみ。不利と言われるアネモネS組だが、ロードカナロアにサンデーサイレンス系の母父。前走の勝ち方が凄かったし、未知の魅力という意味でも押さえたい。未知の魅力の素質馬への夢は、1勝馬のわりには穴人気のビーチサンバ。8枠のレッドアステルまで。

馬券は4番15番。連下に入るかどうかで8番、5番、17番を押さえる。

 

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第36回フェブラリーS大予想

【零細馬主で馬券下手】
デビュー2戦目未勝利から6連勝中のインティが前日の一番人気。確かに鞍上が武豊。とんでもない実力の持ち主で常識を超える馬の可能性はある。こういう馬の馬券に飛びついたのが懐かしい。東京、マイル、G1の流れ、という初めてずくしで飛びつくというのは、あまりにも他馬への検討と比較が足りない、ということで対抗にとどめる。
去年のノンコノユメ、一昨年のゴールドドリーム、二年前のモーニンという優勝馬がいるメンバーで、果たして新旧交代となるのかどうか。結論として本命はゴールドドリーム。交流重賞こそ2着が続き、チャンピオンズCの回避を不安視するか、インティの作り出す流れを内側から見ながら好位で競馬ができるのは何よりこの馬向き。東京ダートで全連対という実績からも軸には最適といっていい。
サンライズノヴァ、ノンコノユメという東京ダート6勝という巧者は逆転まであっておかしくない。穴人気のコパノキッキングだが、藤田菜七子騎手の初G1ということもあって人気過剰という気がしないでもないが、逃げなくてもよいという戦略からは、インティと互角に渡り合えるともいえ、馬券県内に浮上してくる可能性はゼロではない。外枠ならば対抗にしたかったクインズサターンまで。
馬券はゴールドドリームを軸に、インティ、サンライズノヴァ、ノンコノユメ、コパノキッキング、クインズサターン。
馬番は3番から、1番、6番、7番、11番、13番。


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第35回ホープフルS大予想

【零細馬主で馬券下手】
サートゥルナーリアが人気だ。半兄エピファネイア、というよりも、日本のオークスはもとよりアメリカンオークスをも勝ったシーザリオの仔である。阪神の外回りと京都のみしか走ったことがなく、コーナー4回の小回りの中山が初めてという点に隙があるという考えもあるが、アメリカの芝コースも小回りだけに血統的には問題ないと考える。ここは相手探しとなりそう。
しかし重賞を2勝して完成度では本命馬以上かもしれない。少し荒れてきた中山の芝は、有馬記念優勝馬のブラストワンピースと同じハービンジャーだけに、ここでは有利で逆転まであるかも知れない。
中山2000mの実績ではミッキーブラック、その次にコスモカレンドゥラ、アドマイヤジャスタ、キングリスティアまで。
馬番では5番と1番を中心に、3番、7番、8番、13番。

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第63回有馬記念大予想

【零細馬主で馬券下手】
今年は障害の雄オジュウチョウサンが出走することでがぜん盛り上がっている。しかも武騎手と1番枠、血統背景からか前日で2番人気は悩むところだ。地方のハッピーグリン(JC7着で2分22秒2)にも出て欲しかった、という声もあるが、ルールなので仕方がない。このレースならではの醍醐味「好きな馬を応援する」という原点を楽しみたい。
とはいえ一年の総決算としてどうしても当てたい、というのもまた競馬ファンの本音。厄介なのはこのレースは前日のグレイトフルSや当日のグッドラックHという、中山芝2500mの同条件よりもタイムが遅いこともある、レースレベルのバラツキなのだ。ここ10年で走破タイムの差は4秒1もある。とはいえ低いレベルに合わせて予想するのもどうかと思うので、オジュウチョウサンはあくまで押さえの評価とする。
雨が馬場にどれくらいの影響を与えるのか、については極端に荒れた馬場にはならない、かといってパンパンの良馬場ではない、という前提での予想を組みたて、本命はレイデオロとする。JCをスキップしてここに照準を当てて調整をしてきたことに好感が持てるし、一番人気となるだけの実績から、軸はやっぱりこの馬が妥当というのが結論。
不良の菊花賞馬キセキが対抗。何よりもこの秋は自分でペースを作ることができるようになり、激走JCの反動が4戦目に「見えない疲れ」として出ないかだけが唯一の不安点だが、ここは勝負事ということでレイデオロとの馬連が本線。引退レースのサトノダイヤモンドは一昨年のこのレースの勝者だし、叩き良化型の牝馬モズカッチャンも侮れない。8枠だがボウマン騎手でシュヴァルグランが昨年の再現もありそう。ステイゴールド産駒のパフォーマプロミス、特に馬場が荒れればオジュウチョウサンも浮上するかもしれない。ミッキースワローは必ず押さえておく。なぜこんなに人気がないのかが不思議だ。
馬番では12番、14番が本線。3番、5番、6番、11番、15番。オッズと馬場状態を見つつ1番は保留したい。

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第70回朝日杯フューチュリティS大予想

【零細馬主で馬券下手】
先週の阪神JFで勝ったダノンファンタジーを混合の新馬戦で問題にせず、前走も混合重賞サウジアラビアRCを馬なりで突き放して優勝したグランアレグリアが、ここは鞍上の都合と相手が手薄なメンバーと見て出走してきた。牝馬の挑戦ではミスエルテは4着だったが、挑戦というよりも受けて立つというのがふさわしい過去のレース内容と血統背景。競馬にも絶対があることを思い知らせてくれるだろう。馬券は人気から流すので馬連、馬単、三連単ではなく、三連複である程度の配当をゲットしたい。
相手筆頭にはデビューから連勝の馬よりも、ケイデンスコールをとる。上がり33秒台がコンスタントに使えているところが阪神の外回りで生きるのではないか。アドマイヤマーズに新馬戦で敗れているとは言え、位置取りなどでハナ差の決着なら、Cデムーロ乗り替わりが吉と出る可能性が高い。本命1頭軸にしたいものの2頭軸にして点数を絞らないとトリガミの危険性がある。
武豊騎手が勝てないG1だが、距離不安、外枠など今回は不安要素が一杯。なのでアドマイヤマーズはもちろんだが、マイネルサーパス、エメラルファイト、ドゴール、クリノガウディーなども押さえて、馬番では2番、11番を軸に、1番、4番、5番、6番、15番の5点。

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